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解説

正解は「ウシ」でした。

ヒント1:100リットル以上の唾液を出す

ウシが1日に出す唾液の多くは、反芻はんすうの際に行う咀嚼そしゃくによるものです。反芻とは、一度飲み込んだ食べ物を口に吐き戻し、咀嚼をして再び飲み込む行為のことです。つまり、何時間もかけて食べ物をかむため、大量に唾液を分泌するのです。

分泌された唾液は、乾いた草を湿らせることで飲みやすくしたり、胃の中にいる、食べ物を消化してくれる膨大な微生物を活性化させたりと、様々な役割を果たしています。

ヒント2:ゲップが地球温暖化の原因のひとつとされている

ウシなどの反芻を行う動物は、一度飲み込んだ物を何度も口に戻して、ゆっくり消化していきます。このとき、胃の中に住んでいる微生物のはたらきによりメタンが生成されるのです。そして、それらのメタンはウシがゲップをする際に、メタンガスとして体外へと排出されます。

メタンの温室効果は、温室効果ガスとして有名な二酸化炭素の約25倍以上であり、世界全体でみると、温室効果ガスの約4%が、ウシなどの家畜が出すゲップに含まれるメタンだといわれています。

そのため近年では、ウシから出るメタンを減らせるエサの研究や、そもそものメタンの排出量が少ないウシの品種の開発が進んでいます。

ヒント3:胃を4つ持つ

ヒント1、2でも述べたように、ウシは反芻を行う動物です。そんな反芻動物は複数の胃を持ち、それぞれが異なるはたらきを行います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ次回の「今日の一問 理科編」にも挑戦してくださいね!

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この記事を書いた人

於島

於島(おじま)です。高専から東京大学工学部に編入学しました。クイズは初心者ですが、「高専生だったからこそ書けること」を届けられるよう頑張っていきます。

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