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前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらから! 以下は問題の答えと解説です

解答

答えは『おくのほそ道』です。『おくのほそ道』は、松尾芭蕉が深川を出発し、奥州・北陸を経て大垣に至るまでの旅を記した紀行文です。多くの俳句を交えて書かれており、「五月雨をあつめて早し最上川」などの有名な句が登場します。

出題した2文“The months and days are the travellers of eternity. The years that come and go are also voyagers.”(出典:ドナルド・キーン訳『英文収録 おくのほそ道』)は、『おくのほそ道』冒頭の「月日は百代はくたい過客かかくにして、行きかふ年も又旅人也。」を英訳したものです。「百代」は「長い年月永遠」のこと、「過客」は「旅人」のことです。原文が難しいので、英訳することでむしろ意味がつかみやすくなっています。

「月日(The months and days)は永遠の旅人(the travellers of eternity)であり、訪れては去る年(The years that come and go)もまた旅人(voyagers)である」ということですね。「月日」と「年」、「過客」と「旅人」という類義語がそれぞれ“the months and days”と“the years”、“travellers”と“voyagers”を使って巧みに訳されています。

ぜひ次回の「今日の一問・英語編」にも挑戦してくださいね!

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アイノ

北海道大学文学部3年のアイノです。クイズ、ことばが好きです。 ことばの面白さを伝えられる記事を書いていきたいです!

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