解説
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正解はアンディ・ウォーホルでした。
ポップ・アートの旗手として、20世紀を代表する作品群を世に送り出したウォーホル。絵筆を使って描くのではなく、版画の一種である「シルクスクリーン」という手法を用いることで数多くの作品を世に送り出しました。
彼の代表作といえば、何といってもスープ缶を描いた『キャンベルスープの缶切り』。個展で発表した同作がTIME誌で話題を呼んで以降、ウォーホルはコカ・コーラやマリリン・モンローなどをモチーフに、大量生産/大量消費が繰り返される社会を代弁するかのような制作を行いました。
その才能は多岐に渡ります。エンパイアステートビルを長時間定点撮影した映画作品『エンパイア』を作ったり、有名ロックバンド「ヴィルヴェット・アンダーグラウンド」のプロデュースを手掛けたり……。バナナを描いたアルバムジャケット、現在でもTシャツなどが販売されており、きっと見覚えがあるはずです。
ウォーホルの作品群は、今なお私たちの心を動かし続けています。
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