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解説
正解はアルフォンス・ミュシャでした。
アルフォンス・ミュシャは現在のチェコで生まれた画家です。アール・ヌーヴォーを代表する人物として広く知られています。みなさんも一度はその特徴的な作風を見たことがあるのではないでしょうか。チェコを愛したミュシャの人生を、ヒントと共に振り返っていきましょう。
ヒント1:大阪府堺市に名前を冠した美術館がある
大阪府の堺市には、「堺 アルフォンス・ミュシャ館」という、ミュシャ専門の美術館があります。
【見どころ】企画展「ミュシャとパリの画塾」の主役はミュシャのデッサン!下絵と完成作をじっくり見比べていただけるのも、素描を多数所蔵する当館ならでは。生の「線」をぜひご覧ください!#黄道十二宮 #四つの星 #トラピスティーヌ #クオ・ヴァディス #ウミロフ・ミラーhttps://t.co/syUbvIjeSE pic.twitter.com/SgxprMzqTV
— 堺 アルフォンス・ミュシャ館 (@SakaiMuchaKan) December 9, 2023
ミュシャ館ではさまざまな企画が開催されています。彼の代表作であるポスターのみならず、素描や彫刻なども観覧可能です。ミュシャ好きにはたまらないミュージアムショップや、図録を読めるスペースなどもあり、幻想的な世界に浸ることができます。
ヒント2:人気俳優のサラ・ベルナールのポスターを多く制作
ミュシャは1894年に、当時フランスで人気を博していた俳優のサラ・ベルナールのポスターを制作します。これが一躍有名となり、翌年サラと正式な契約を交わしました。その後ミュシャは約6年間、サラ・ベルナールのポスターやジュエリーなどのデザインを担当しました。
ヒント3:代表作に、女性と植物の姿を描いた『四季』などがある
ミュシャはその生涯を通じて、多くの作品を残しました。繰り返し用いられる女性と植物のモチーフは、おそらくみなさんにとってもなじみ深いものだと思います。中でも『四季』はミュシャらしさにあふれた作品です。
『四季』はミュシャが初めて手掛けた装飾パネルのシリーズで、4つの季節を幻想的な女性に擬人化し、それぞれの特徴を詰め込んでいます。この作品は大きな人気を呼び、同様のデザインが何度か作成されたそうです。
最後まで読んでいただきありがとうございます! ミュシャの絵はいつ見ても癒やされますね。ぜひ次回の「今日の一問・美術編」にも挑戦してくださいね!
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