答え&解説
正解は「マリー・アントワネット」です。
▲マリー・アントワネット
フランス国王・ルイ16世の妃であるマリー・アントワネット。彼女は浪費癖から民衆の反感を買い、夫とともにフランス革命で処刑されてしまいます。
先ほどの絵画は女流画家ヴィジェ=ルブランが描いたマリー・アントワネットの肖像画です。庭を散歩している時に知り合った2人は、同い年だったということもあり、すぐに意気投合し、画家と貴族という身分を超えた友情をはぐくみます。彼女はマリーの没後にいたるまで彼女の肖像画を描き続けたほか、フランス革命後もヨーロッパ各国の王侯貴族の肖像画を描くなどして活躍しました。
▲ヴィジェ=ルブラン『麦わら帽子をかぶった自画像』
また、この時代(18世紀)に流行した優雅な貴族趣味を反映した美術様式のことを、「ロココ美術」といいます。ヴィジェ=ルブランはロココ美術の代表的な画家のひとりです。
ロココ美術の絵画は結構華やかで、個人的にはかなり好きな部類に入りますね~。
ぜひ次回の「今日の一問・美術編」も楽しみにしてください!
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