どうも、カワカミです。
最近、灘中入試に関する記事を書くために過去問を漁っていたので、懐かしさで胸がいっぱいです。中学入試どころか、大学入試からももうすぐ3年が経とうとしています。もはやはるか昔の出来事ですね。
大学入試といえば、思い出すことがあります。僕たちが受けた年のセンター試験は、国語、特に古文が難化し、国語全体の平均点が200点中100点を割ってしまうという有様でした。僕の周りにも、普段なら点数が取れるはずの古文で失敗し、国語の点数がボロボロ、という人がたくさんいました。
幸運にも僕は悪くない点数が取れたのですが、あの古文の問題にはビビりました。古文はどちらかといえば苦手にしていたのですが、それでも、センター試験レベルならやすやす解けるだろうという「驕り」がありました。これは、多くの東大受験生が持っていたものかもしれません。
古文や漢文という科目は、東大受験生に限らず往々にして軽視されているように思います。国語といえば現代文。そう思っている人が多いのではないでしょうか。
実際のところ、大学受験においては現代文が国語の点数の半分以上を占めていることは多々あります。センター試験も200点中100点が現代文です。
しかし僕個人の考えでは、国語の点数を伸ばしたいとき、まず勉強するべきは古文・漢文です。なぜなら、現代文よりも、古文や漢文の方が点数を伸ばしやすいからです。
古文や漢文が苦手な人の多くは、そもそも文章の意味が分かっていないのではないでしょうか。というより、意味さえ分かれば後はなんとかなる、という人がほとんどだと思います。
では文章の意味を理解するためにはどうすれば良いか。
その答えは簡単で、まず単語・文法をしっかり勉強して完璧にしてしまえば良いのです。
古文・漢文の勉強法は英語と似ているように思います。まずは単語と文法。どれだけ読解に力を入れても、それらが分かっていなければ、飛躍的な実力の向上は見込めません。
しかも、英語とは違って、覚えるべき単語の量は比較的少なくて済みます。せいぜい500語程度覚えれば、多くの大学の入試には対応できるでしょう。
というわけで、今回はそんな古文単語の中でも、重要なものをピックアップ。選択肢の中から、正しい訳を選んでください。高校生以下の方は自分の実力の確認に、大学生以上の方は「そういえばこんなのあったなあ」と懐古しながら、レッツチャレンジ!
今回の記事は、大学受験に寄り添ってみました。以上の文章については、僕・カワカミは大学受験のとき、東京大学しか受けていないので、他の大学の事情についてはあまり詳しくない、という点に考慮して読んでいただければと思います。
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