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提供:Z会
しりとり出演、インタビュー協力:伊沢拓司鶴崎修功


時は2021年3月。

まだ肌寒いと感じる季節のなか、ここにアツい戦いが繰り広げられていた――。

「英語限界しりとりプラス〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

――本日はお集まりいただきありがとうございます。まずは、今回のルールをご説明します。

――では、意気込みを聞いていきましょう。日本語での限界しりとり対決、これまでおふたりは2度戦っておりますが、どちらも鶴崎さんが勝利していますね。今回は英語での戦い。伊沢さんは英語が得意ですが、しりとりは苦手なイメージがあります。いかがですか?

英語はセンター満点ですね。しりとりは、ルールを忘れがちなだけです。「ん」がついちゃうだけで。

――対する鶴崎さんは、英語はいかがですか?

僕もセンター満点なんでね。

――なんと、センター満点対決! そして鶴崎さんはしりとりが強いイメージです。QuizKnockで開催された限界しりとりシリーズでは、負けなしでした。

英語でやったことがないのでどうだろう。僕は「る攻め」で勝ってきたので。でも、今博士課程で、英語の論文を読む機会も多いので、英語には慣れていると思います。

最近はサッカー誌しか読んでいない……。『ザ・サン』『ガーディアンズ』『アス』とかしか読んでない。

でもそういう雑誌の方が、俗語とかいっぱい書いてありそう。

そうだね。ちなみに、サッカー誌にnutmeg(ナツメグ)って書いてあったら股抜きのことだよ。

▲運命を決めるチェスクロック。持ち時間は1人10分。

じゃんけんの結果、先攻は鶴崎。

――それでは、しりとり(Shiritori)の“i”からスタートします。どうぞ!

▲勢いよくクロックを押す伊沢。

初手、鶴崎が引いたのは4。

鶴崎(i・4):icon(アイコン)
伊沢(n・5):north(北)
鶴崎(h・4):head(頭)

少ない数字で見覚えのある単語が続いたあと、7を引く伊沢。

うわ、7か! “d”の7……。

つづり間違いで時間ロスの可能性ありますよ。そこが日本語との大きな違い。“l”と“r”間違えたりするんですよね〜。

伊沢(d・7):drowned(drownの過去形。溺れた)

早くも1分近く使ってしまった伊沢。続く鶴崎は3を引く。

鶴崎(d・3):dog(犬)

はい3文字! dog!dog!dog!

なんでだよ〜引きがいいよ〜!

そう言いつつも4を引く伊沢。

もう4が3枚出てる。これは後半地獄だぞ〜。

伊沢(g・4):gear(歯車)
鶴崎(r・6):ribbon(リボン)

6かあ。rainbowは7文字だしなあ。

rainbowが7文字なのすごいよね。ニュートンさすが。ニュートンが7つに分けたといわれているからね。

しっかり豆知識を挟んでくる伊沢。

伊沢(n・3):new(新しい)
鶴崎(w・9):worldwide(世界的な)

▲今回の最難関の9文字。「wで9文字はやばい!」と言いながらも、ものの10秒でworldwideを出す鶴崎。

伊沢(e・6):either(どちらかの)
鶴崎(r・10):restaurant(レストラン)
伊沢(t・8):townsent

人名ありだよね。タウンゼント。クリスタル・パレス(イングランドのサッカーチーム)の10番。

※お詫び:タウンゼントのスペルにつきまして、正しくはTOWNSENDでした。収録時に気づけなかったため、このまま進行いたします。

鶴崎(t・8):tendency(傾向)
伊沢(y・5):yield(収穫)
鶴崎(d・9):destroyer(破壊者)
伊沢(r・9):responder(応答者)
鶴崎(r・8):restroom(トイレ)
伊沢(m・6):mother(母)
鶴崎(r・7):rainbow(虹)

7文字……? あー! rainbow!rainbow!

伊沢(w・4):wolf(オオカミ)
鶴崎(f・5):faint(かすかな)
伊沢(t・10):tremendous(ものすごい)

tの10以上はtremendousだからね。これは定番。

7を引いた鶴崎。ここで両者残り時間が5分ほどに。

あれ、意外と出てこないな。ここは3文字減らす!

ここで、鶴崎が最初のコマンド【文字減らし】を使用。鶴崎は次のターンに、減らした分の3文字が加算される。

鶴崎(s・7→4):sick(病気の)
伊沢(k・6):korean(韓国人)

▲この時点での残り時間、鶴崎が約5分、伊沢が約4分と、鶴崎がリード。

鶴崎(n・5→8):northern(北の)
伊沢(n・10→8):nitrogen(窒素)

うわ、10かあ! 2減らします!

ここで、伊沢もコマンド【文字減らし】を使用。

鶴崎(n・3):not(〜でない)
伊沢(t・8→10):threatening(脅迫的な)

8だから2足して10! 結局10かよ〜tremendous使っちゃったよ〜!

鶴崎(g・7):genuine(本物の)
伊沢(e・10):extravaganza(金のかかる壮麗なショー)

鶴崎(a・9):antarctic(南極地方)
伊沢(c・3):cow(牛)

ここでカードを使いきったため、リセットタイム。

▲残り時間は、鶴崎が3分20秒、伊沢が2分20秒ほど。1分の差をつけたまま鶴崎がリード。

鶴崎(w・3):win(〜に勝つ)
伊沢(n・6):nephew(甥)
鶴崎(w・5):world(世界)
伊沢(d・4):deer(シカ)
鶴崎(r・9):rectangle(長方形)

うわあ、“r”の9かあ。【速読英単語】チャンスかな? あっ、思いついてしまった! rectangle!

▲難関の9文字をあっさり出してしまう鶴崎。

ここで7を引いた伊沢。少し考えて、「eyeblow」と記す。

――スペルが違いますね。

なにっ!? 「eyeblew」?

――No.

えー! 「eyeblaw」?

――No.

「眉毛」を表す「アイブロウ」の正しいつづりは“eyebrow”。序盤に鶴崎が放った「“l”と“r”間違えたりするんですよね〜」を回収する形に。

【速読英単語】!

伊沢、ここで2つ目のコマンド【速読英単語】を使用。

いっぱい単語が載っててありがたいなあ。うーん、意外と“e”から始まる単語ないな……。

伊沢さん、長文からめちゃくちゃ探してる……。

※『速読英単語』は、印象に残る英文の中で単語を覚えていくことを目的に作られた参考書ですが、単語ページでは単語の意味が個別に載っており、巻末には索引もついています。そのときに合ったさまざまな使い方ができますよ!

あぁ、索引! アホやん……。あ、あった! envelop!

謎のタイムロスをするも、無事に“e”の7を攻略。このとき、伊沢の残り時間は45秒。

次のページに続く:果たして、勝負の行方はいかに――!?

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