問題の解説
第1問
正解は「アインシュタイン」でした。
【便せん2枚が2億円、アインシュタインの金言】 来日時、ホテルのボーイに渡したメモが落札 : https://t.co/MBwPfQt6N1 #東洋経済オンライン pic.twitter.com/GWSBkAQhHp
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2017年10月25日
特殊相対性理論などで知られる物理学者アインシュタインが、1922年に東京の帝国ホテルに宿泊した際ベルボーイに、チップの代わりに2枚のメモを手渡しました。
「運がよければ、メモは普通のチップよりも価値が高くなるだろう」とアインシュタインは言ったそうですが、そのメモが95年後の2017年にオークションへ出品された結果、2枚合わせて180万ドル(およそ2億円)で落札されました。
直筆のメモはどちらにも、アインシュタインなりの「幸福論」が記載されています。
第2問
正解は「ヨーロッパからインドへの航路を開拓した」でした。
難破船ハンターが海中の難破船の中から発見した航海用アストロラーベ(古くから使われていた天文観測用機器。海上で緯度などを調べるのに使う)が、世界最古のものと確認され話題となりました。
【難破船ハンターが発見!】世界最古の航海用天体観測器アストロラーベ、16世紀にポルトガルの探検家バスコ・ダ・ガマが率いた船団で使用か https://t.co/zUtatbkhiu
— AFPBB News (@afpbbcom) 2017年10月25日
このアストロラーベには、1495年10月に即位したポルトガル王マヌエル1世の紋章が刻まれているのも確認されています。
アストロラーベが見つかった難破船は、インド航路の発見時にインドへ向かったヴァスコ・ダ・ガマの船団の1隻と見られており、アストロラーベもまた、ガマの船団で使われたものと思われます。
第3問
正解は「ペスト」でした。
日本では1926年以降患者が出ていないペストですが、世界的にはまだ根絶していない病気です。
中でも、アフリカ東部にある島国マダガスカルは世界で最も深刻なペスト流行国で、毎年感染者が確認され、定期的に集団発生もしています。
今年も8月から集団発生が始まっており、8月以降の感染者は1192人、死者は124人に上ります。
ペストは、ネズミの血を吸ったノミが主な感染経路となる病気であるため主に農村部で広がる傾向ですが、今回は都市部にまで広がっており、感染の拡大が懸念されます。
なお、ペストは致命率は高いものの抗菌薬が非常によく効くため、早期に治療を行いさえすれば危険度の低い病気とされています。