問題の解説
第1問
【昨日12日、「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が告示されました。では、「大阪都構想」とはどんな政策でしょう。】
正解は「東京23区のような特別区を設置する」でした。
昨日12日、「大阪都構想」の賛否を問う住民投票が、大阪市の有権者220万人余りを対象に告示されました。
「大阪都構想」とは、2025年1月1日から政令指定都市の大阪市を廃止し、東京23区のように「淀川区」「北区」「中央区」「天王寺区」の4つの特別区に再編しようという構想です。実現した場合、4つの特別区の人口はそれぞれ60〜75万人程度となります。
さて、皆さんは「大阪都構想」が既に一度否決されていることを覚えているでしょうか。2015年、当時の橋下大阪市長が5つの特別区への再編を提案し、住民投票が行われました。投票の結果反対多数となり、当時の橋下大阪市長は政界を引退する意向を表明しました。
今回の「大阪都構想」の住民投票は11月1日に行われる予定です。賛成が多数になれば可決となりますが、反対が賛成と同数、または賛成を上回ると否決となり、今の大阪市が存続します。
第2問
【作曲家の筒美京平さんが7日に亡くなっていたことがわかりました。さて、次のうち筒美京平さんが作曲した曲はどれでしょう。】
正解は『サザエさん』でした。
昨日12日、作曲家の筒美京平さんが7日に亡くなっていたことがわかりました。80歳でした。
筒美さんが手掛けた作品は3000曲にのぼるともいわれ、1970〜80年代の歌謡曲黄金期を支えた作曲家のひとりとされています。ヒット曲にはジュディ・オングさんの『魅せられて』、近藤真彦さんの『スニーカーぶる〜す』などがあり、『サザエさん』などのアニメ主題歌も手掛けるなど、ジャンルを問わず広く活躍した作曲家でした。
筒美さんは青山学院大学の出身で、元は洋楽ディレクターの仕事をしており、作曲の勉強は社会人になってから始めたと語っています。何かを始めるのに、年齢は関係ありませんね。
第3問
【アメリカのトランプ大統領のツイートに対して、ツイッターの運営会社が実際に行ったことがある措置は、次のうちどれでしょう。】
正解は「「誤情報を拡散するおそれがある」という警告をつけた」でした。
アメリカのトランプ大統領は、新型コロナウイルス感染後一時入院して治療を受け、自身のツイッターに「免疫ができたのでもう人に感染させない」と投稿しました。この投稿についてツイッター運営会社は、ユーザーの閲覧前に「誤った情報が拡散するおそれがある」と警告を出す措置をとりました。
トランプ大統領はインタビューでも免疫を獲得したと主張し、「この免疫は長く持続するかもしれないし、短期間かもしれない。生涯続くかも」と語りました。しかしアメリカ疾病対策センターによると、新型コロナウイルスに一度感染した人が免疫を獲得することを示す証拠はなく、同センターは「免疫ができたと思い込んではいけない」と忠告しています。
A total and complete sign off from White House Doctors yesterday. That means I can’t get it (immune), and can’t give it. Very nice to know!!!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) October 11, 2020
トランプ大統領のツイートは、規定違反だと判断されたことが以前にも数回あり、警告がなされるのは今回が初めてではありません。また一昨年から昨年にかけては、トランプ大統領が自らの批判者をブロックする行為が「違憲である」と判決を下されるなど、ツイッターの使い方で何かと話題になっています。
