問題の解説
第1問
【昨日25日に初競りが行われ、最高値として昨年の40分の1程度である12万円の値がついた、高級フルーツはどれでしょう。】
正解は「夕張メロン」でした。
札幌市中央卸売市場では、25日午前7時から夕張メロンの初競りが行われました。
初競りには24日に収穫された554玉が出され、最高落札額は2玉12万円でした。これは昨年の最高値である500万円の40分の1程度で、例年を大きく下回る数字です。新型コロナウイルスの影響で、市場では先月から競りを中止していましたが、夕張メロンは25日に限って競りを再開しました。
ところで、お店に並んでいる夕張メロンといえば灰緑色のイメージですが、夕張メロンは時間が経つにつれて緑黄色、さらに黄色へと色が変化します。食べ頃は緑黄色から黄緑色の時期です。夕張メロンは熟すのが早いので、食べ頃を見逃さないようにしましょう。
第2問
【カラオケボックスの営業再開に向けて、業界団体は感染対策のひとつとして「歌う人と2m以上離れること」を求めています。では、次のうち最も体長が2mに近い生き物はどれでしょう。】
正解は「アルパカ」でした。
感染リスクの高さから多くのカラオケボックスが休業を余儀なくされている中、業界団体は感染対策の方針をまとめました。団体は、部屋の換気や人数制限に加え、歌う人との間を2m以上空けることなどを求めています。
解答のアルパカは南アメリカ大陸に生息するラクダの仲間で、体長は約2mです。誤答選択肢のカピバラは体長約1m、シロサイは体長約3~4mでした。アルパカの毛は古くから様々な衣類に使用されており、特に生まれて初めて刈り取った毛は「ベビー・アルパカ」と呼ばれ高級素材として取り扱われます。
とはいえ、「アルパカ1匹分の距離を置く」というのも想像が難しいと思います。わかりやすい例を挙げると、2mは「大人の歩幅で3歩分」「いすが4つ置ける」「ショッピングカートを縦に2つ並べて置ける」程度です。ぜひ参考にしてみてください。
第3問
【24日、新型コロナ対策支援のためのチャリティーマッチが全米で放送され、21億円あまりの寄付が集まりました。さて、このチャリティーマッチはどんなスポーツの試合だったでしょう。】
正解は「ゴルフ」でした。
24日、フロリダ州でゴルフのチャリティーマッチが行われ、その様子が全米に中継で放送されました。
試合では、プロゴルファーのタイガー・ウッズ選手と元NFL(=アメリカプロフットボールリーグ)の選手ペイトン・マニングさんのチーム、プロゴルファーのフィル・ミケルソン選手とNFLのトム・ブレイディ選手のチームが対戦しました。ミケルソン選手のチームも善戦したものの、最終的にはウッズ選手のチームが勝利しました。
ウッズ選手などゴルフ慈善試合 新型コロナ対策支援に21億円余 #nhk_news https://t.co/Hj3P0b8IWU
— NHKニュース (@nhk_news) May 25, 2020
対戦は新型コロナウイルス感染対策のため無観客で行われ、テレビを通して寄付が呼びかけられました。このチャリティーマッチでは合計2000万ドル(日本円で21億6000万円程度)が寄付され、このお金は新型コロナウイルス対策の支援にあてられる予定です。