問題の解説
第1問
【10日、東京大学の2021年度入学試験結果が発表されました。合格者に占める女子の割合は、これまでと比較してどうだったでしょう。】
正解は「過去最高」でした。
10日、東京大学は、2021年度入学試験の結果を発表しました。2月末に行われた一般選抜に加え、推薦入試や帰国生入試を含めた全ての合格者に占める女子の割合が、21.1%と過去最高になりました。
とはいえ、日本の大学進学者の中で女子が占める割合は47%であることからも、依然として東京大学の男子率の高さが指摘されています。東京大学の学部生全体に占める女子の割合は、これまで一度も20%を超えたことがありません。
【東大合格 女子が過去最多21%】https://t.co/bkoojJ2zGy
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) March 10, 2021
東京大学は10日、2021年度の入試結果を発表した。一般入試のほか、学校推薦型入試と外国の学校を卒業した帰国生入試を含めた全合格者に占める女子の割合は、20年度より1.5ポイント多い21.1%と過去最高になった。
第2問
【「Lux」や「Dove」などのブランドで知られるユニリーバ社が、ビューティー商品などのパッケージからある言葉を排除することを発表しました。その言葉とは何でしょう。】
正解は「ノーマル」でした。
「Lux」や「Dove」などのブランドで知られるユニリーバ社が、ビューティー商品やパーソナルケア商品のパッケージから「ノーマル」(普通、標準)という言葉をなくすことを宣言しました。
これは同社が新しく制定した「ポジティブビューティー」のビジョンに基づいたもので、他にも広告においてモデルの体型や肌の色などにデジタル修正を加えないことや、マイノリティの人々を起用した広告を増やすことなどを発表しています。
同社が行った調査によると、「商品のパッケージや広告に『ノーマル』という言葉が使われると人々に悪影響を与える」と答えた人は全体の7割、18歳から35歳までの若い世代では8割に達しました。また、半数以上が「製品を購入する際、その企業の社会問題への姿勢に注目している」と回答しています。
動画:ユニリーバ、「ノーマル」の表示を廃止へ 多様性を尊重 pic.twitter.com/94M3RkX1ch
— ロイター (@ReutersJapan) March 10, 2021
第3問
【今日、東日本大震災から10年を迎えます。震災から数日後に「東北魂義援金」を設立した、仙台市出身のお笑いコンビはどれでしょう。】
正解は「サンドウィッチマン」でした。
宮城県仙台市出身の伊達みきおさんと富澤たけしさんからなるお笑いコンビ、サンドウィッチマン。2011年3月11日に発生した東日本大震災で自身も被災しましたが、数日後に「東北魂義援金」という基金を設立しています。自らによる寄付に加え、チャリティーライブなどでも寄付を募り、すでに東北地方を中心に4億9千万円の寄付を行っています。
震災直後に富澤さんの公式ブログのコメント欄を安否確認専用の掲示板として開放したり、毎年3月11日にはコンビで宮城県気仙沼市に足を運び、災害を風化させないような取り組みを行うなど、被災地のための活動を行っています。
サンドウィッチマンの「東北魂義援金」、総額5億円超にhttps://t.co/KyCQyCwUSw
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) March 3, 2021
サンドウィッチマンの2人が宮城県庁を訪れ、東日本大震災の義援金約1400万円を寄付しました。震災直後に「東北魂義援金」を開設し、東北を中心に計4億9千万円、宮城県には計1億7千万円を寄付しています。 pic.twitter.com/cmBI9ykL5X