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問題の解説

第1問

【中東の国・イエメンの漁師らが、クジラのお腹の中から1億円以上の価値がある「お宝」を発見しました。さて、どんなお宝でしょう。】

正解は「高級なお香」でした。

イエメンの漁師35人は、南部の都市・アデンの沖合およそ26kmの海上で、漂流しているマッコウクジラの死骸を発見しました。

クジラを岸まで運び、お腹を開いたところ、中から「龍涎香(りゅうぜんこう)」と呼ばれる高級な香料を発見したとのことです。

「龍涎香」はマッコウクジラの腸内に発生する結石で、古くから貴重な香料とされてきました。食料であるタコやイカのくちばしなどが消化されず、腸内で結石となったものと考えられています。

漁師らが見つけた127kgの龍涎香は、アラブ首長国連邦の実業家によって、日本円にして1億6500万円以上の価格で買い取られました。なお、売却金の一部は地元の生活困窮者の支援に使い、残りは漁師仲間で分け合ったとのことです。

 

第2問

【中国で、古代サイ「パラケラテリウム」の新種の化石が発見されました。「パラケラテリウム」について、正しい記述はどちらでしょう。】

正解は「ゾウより重い/キリンより背が高い(※どちらも正解)」でした。

中国で活動する古生物学者のチームが、古代の巨大サイ「パラケラテリウム」の新種の化石を発見しました。化石自体は2015年に見つかっていましたが、遺伝子解析の結果、新種であることが判明しました。

新種に付けられた学名は、「パラケラテリウム・リンシャエンセ」です。

パラケラテリウムは史上最大の陸生ほ乳類で、体重はおよそ24トン、全長はおよそ7.9mに達したとされています。24トンはオスのアフリカゾウおよそ4頭分、7.9mはキリンの全長よりも3mほど大きい数字になります。

パラケラテリウムは、およそ3600万年前〜2400万年前、中国やモンゴル、カザフスタン、パキスタンのほか、東ヨーロッパなどにも生息していました。

第3問

【レオナルド・ダヴィンチの『モナリザ』の複製画が、驚きの値段で落札されました。落札額はどちらでしょう。】

正解は「4億円」でした。

レオナルド・ダヴィンチの作品『モナリザ』の複製画が、フランスのオークションに出品され、日本円にして約3.8億円で落札されました。

落札された作品は、本物の『モナリザ』が製作された約100年後の17世紀初頭に描かれました。『モナリザ』とよく似ていますが、背景に本物にはない柱が描かれているなどの違いがあります。

複製画は「贋作」とは別物です。贋作が本物と偽って売られる作品であるのに対し、複製画は絵画の練習などのために悪意なく真似をして描かれた作品で、わざと「本物ではない」というサインが残されていることもあります。

こうした複製画も、描かれた時代や場所によって歴史的な価値が生じ、高値がつくことがよくあります。

なお今回は、1950年代にこの複製画を手にした収集家のヘッキング氏が本物だと主張し続け、「ヘッキングのモナリザ」として話題になった絵画であったことも、値段に影響していると考えられます。

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