問題の解説
第1問
【5月31日をもって閉館した東京の温泉旅館にその名がつけられている、『舞姫』などの代表作がある作家は誰でしょう。】
正解は「森鴎外」でした。
東京の上野にある老舗の温泉旅館「水月ホテル鴎外荘」の創業は、昭和18年(1943年)のことです。今年の5月31日をもって、80年近い歴史に幕を下ろしました。
敷地内には明治時代の文豪である森鴎外の旧邸が保存されており、処女作『舞姫』を執筆した部屋は「舞姫の間」として宴会場などに利用されていました。館内の大浴場は、都内第一号に認定された歴史ある温泉です。
閉館後、敷地内の森鴎外の旧邸を現在の場所に保存するか移築するかは検討中となっています。
第2問
【5月29日に都心上空を飛行した「ブルーインパルス」は、どこの都道府県の基地に所属する飛行チームでしょう。】
正解は「宮城県」でした。
ブルーインパルスは、航空自衛隊のアクロバット飛行チームです。正式名称は「第11飛行隊」といい、宮城県松島基地の第4航空団に所属しています。
新型コロナウイルスに対応する医療従事者に感謝を示すため、5月29日にブルーインパルスが6機で編成を組み、東京都心の上空を飛行しました。患者の受け入れにあたった病院の上空をできるだけ多く飛ぶようなルートが設計されました。
ブルーインパルスが都心の上空を飛行するのは、今回が3度目です。1度目は1964年10月10日の東京五輪の開会式で、2度目は2014年5月31日の旧国立競技場のお別れイベントです。過去2回は旧国立競技場の上空を飛んだため、都心の広い範囲を飛行したのは今回が初めてとなりました。
航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」が、新型コロナウイルスに対応する医療従事者などに、感謝と敬意を示すためとして29日午後、東京都心の上空を飛行しました。https://t.co/gvN7vBPePR#nhk_news pic.twitter.com/2wOvW6vOHt
— NHKニュース (@nhk_news) May 29, 2020
第3問
【本日より、東京スカイツリーが営業を再開します。では、地上450m地点にある、東京スカイツリーの第2展望台の名称は何でしょう。】
正解は「天望回廊」でした。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため休業していた東京スカイツリーが、6月1日より営業を再開します。再開にあたり、エレベーターや展望台には入場制限を設け、営業時間を短縮するなどの対策がとられています。
東京スカイツリーには、2つの展望台があります。地上350m地点にある「天望デッキ」にはカフェやレストランもあり、東京の絶景を満喫しながら食事を楽しむこともできます。
地上450m地点にある「天望回廊」は、チューブ型でスロープ状の回廊です。壁面はガラス張りになっており、まるで空中散歩をしているような気分を味わえます。入場には追加料金が必要となりますが、是非とも訪れたいポイントです。