問題の解説
第1問
【外国出身選手も多く含まれるラグビー日本代表が、「君が代」の歌詞にある「さざれ石」を見学しました。さて「さざれ石」を漢字で書くと、次のどれになるでしょう。】
正解は「細石」でした。
この秋、日本で開催されるラグビーワールドカップを前に、ラグビー日本代表が日本最大級の「さざれ石」を見学しました。
ラグビー日本代表が宮崎県日向市の大御神社を訪問。日本最大級というさざれ石を見学しました。ジョセフHCは「色々な国の選手がいるから日本の文化を知ることが大事と思った」と話しました。(谷口)#oneteam pic.twitter.com/DWmYHx9KnS
— NIKKEI Rugby (@nikkei_rugby) July 17, 2019
ラグビーでは各国とも、多くの外国出身選手が、出身国ではない国の代表として参加します。これは、国の代表選手になれる条件が、他競技よりも緩やかなためです。
日本代表も例外ではなく、多くの外国出身選手がチームに含まれるため、試合前に歌う「君が代」の歌詞に登場する「さざれ石」を見学することで、代表として日本を背負う意識を高めました。
そんな「さざれ石」、漢字で書くと「細石」となります。本来の意味は文字通り、細かな石、小さな石を指します。
日本各地の神社などで見られる「さざれ石」は、炭酸カルシウムや粘土などで隙間が埋められた小さな石が、「巌」(岩)となった状態のものを指しています。
第2問
【17日、第161回芥川賞・直木賞が発表されました。芥川賞を受賞した、今村夏子さんの作品タイトルは次のどれでしょう。】
正解は『むらさきのスカートの女』でした。
第161回芥川賞・直木賞の受賞作が発表され、芥川賞は今村夏子さんの『むらさきのスカートの女』が、直木賞には大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』が、それぞれ受賞しました。
芥川賞に今村夏子さん 直木賞に大島真寿美さんhttps://t.co/OmeI0B2FFe
— NHKニュース (@nhk_news) July 17, 2019
今村夏子さんは、三島由紀夫賞などの受賞歴がある小説家で、芥川賞の候補となったのは今回で3回目でした。
大島真寿美さんは、かつて劇団に所属し脚本などを担当していましたが小説家に転身。直木賞の候補となったのは、今回で2回目です。
誤答選択肢ですが、『牛乳を注ぐ女』は画家、フェルメールの代表作の1つ。つまり絵画です。『さそり座の女』は、紅白歌合戦でも何度も歌われている、美川憲一の楽曲です。
第3問
【中国の南西部に新しくできた、高さ80mにあるガラス張りの橋が話題です。最新技術を駆使した、この橋の特徴は何でしょう。】
正解は「ガラスにヒビが入る」でした。
中国の南西部に新しくできた、ガラス張りの橋が話題です。
高さ80mにかけられたガラス張りの橋、ということで、それだけでもスリルが楽しめそうですが、加えて歩くたびに床のガラスにヒビが入る演出が行われています。
渡るとヒビが! ガラス張りの橋 中国・南西部
— FNN.jpプライムオンライン (@FNN_News) July 17, 2019
中国・南西部に完成したガラス張りの橋に、なんとも珍しい仕掛けがついた。歩くたびにガラス面にヒビが入り、ミシミシと音も聞こえてくる。https://t.co/eLR8us9zgn#FNN pic.twitter.com/bEz8qvcHDp
といっても実際にヒビが入る訳ではなく、人が歩くその足跡にあわせて、透明なディスプレイ上にガラスのヒビに見える映像を表示する、というものです。同時に、ヒビが入るミシミシとした音まで再現されているとのことです。
このようなガラス張りの橋は中国でブームとなっており、やはり観光客に人気のアトラクションとなっています。