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問題の解説

第1問

正解は「空が飛べる」でした。

ロンドンにある高級百貨店が、空を飛べるスーツの販売を開始しました。

1着34万ポンド(およそ5000万円)もする超高級品ですが、腕部と後背部に装着したジェットエンジンを制御して、自由に飛行が行える代物です。

飛行可能な高度は3658m、最高時速は51km/hと、おもちゃレベルではない本物の飛行体験が楽しめます。操縦の訓練もセットになっています。

下の動画は、このスーツを着用して最高時速を記録しギネス世界記録に認定された時のものです。

第2問

正解は「ある」でした。

イギリスのフォックス国際貿易大臣が、EU離脱後にTPPへの参加の意向を表明しました。

イギリスのTPP参加はこれまでにも報じられていましたが、現職の閣僚が表明したのは初めてとなります。TPPへの参加は、EU離脱による経済的損失を軽減する狙いです。

TPPは現在、その名の通り環太平洋地域にある国々で進められてますが、イギリスはTPPに地理的な制約がないことを確認しており、また日本の茂木敏充経済再生担当大臣も、イギリスは参加可能という見解を示しているため、実現は濃厚と見られます。

そんなイギリスですが、本国(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)以外にも多くの海外領土を持っています。

その多くは北大西洋に位置しますが、ピトケアン諸島はオーストラリアのずっと東、南太平洋に位置しています。

ピトケアン諸島は5つの島で構成されますが、人が住んでいるのは1つ(ピトケアン島)だけです。人口は2018年データで50人です。また、無人島の1つ、ヘンダーソン島は世界自然遺産に登録されています。

第3問

正解は「ガリレオ・ガリレイ」でした。

アメリカの研究機関が、新たに12個の木星の衛星を発表したと報告しました。これにより、木星の衛星数は79個となります。

発見されたのはいずれも小さな衛星で、中には直径1kmほどのものもあるようです。また、1個は他の衛星の周回軌道の逆方向に周回しています。

木星といえば、表面の縞模様のイメージが強いですが、どうして縞模様に見えるのでしょうか。

木星は、半径が地球のおよそ11倍、体積なら地球のおよそ1300倍という非常に大きな惑星でありながら、自転速度は約10時間と超高速で回っています。

このような速い自転運動により、緯度に応じて、自転に沿う形で正方向と逆方向、交互に強い風が吹きます。

これが大気の大きな流れを構成しており、上昇気流が起きている部分では雲が高い位置にあるので白っぽく映り、下降気流が起きている部分では茶色く映るものと考えられています。

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