問題の解説
第1問
正解は「ピッチャー」でした。
大谷翔平、米国デビュー戦は投手で エ軍指揮官が明言 23日からオープン戦スタート/大リーグ/デイリースポーツ online https://t.co/cPLdCKj0r9 #野球 #MLB #DailySports
— デイリースポーツ (@Daily_Online) 2018年2月19日
今シーズンからアメリカ・メジャーリーグのエンゼルスに移籍した、大谷翔平選手のデビュー戦は、ピッチャーとして起用されることになると報じられました。
これはエンゼルスのソーシア監督が明らかにしたもので、デビュー日については明言しなかったものの、「順調に進めば先に投手として出場する」と口にしています。
エンゼルスでは、大谷選手の二刀流が活用できるチーム作りが行われており、投手として、指名打者(守備をしない、打撃専門の選手)として、また控え野手として、大谷選手の出番は回ってきそうです。
ちなみに大谷選手は1994年生まれ。今、話題の平昌五輪のメダリストだと、フィギュアスケート男子・金の羽生結弦選手や、スピードスケート女子で銀・銅を獲得した髙木美帆選手と同い年です。
第2問
正解は「スイスの面積」でした。
政府は、所有者が不明な土地を、所有者以外が使えるようにする制度を検討しています。これは、知事が事業者に対し、所有者不明土地の10年間の土地利用権を与えるというもので、所有者が現れない限り、利用権は延長されます。
この制度を進めるための特別法案は、今国会内での成立が目指されており、来年に施行される方向で進められています。
日本国内の所有者不明土地の土地面積は、国土交通省の調べによるとおよそ410万ha(=41000km²)にも及んでいます。この数字は九州の面積(36750km²)よりも大きく、スイスの面積(41540 km²)に近い規模となっています。
所有者不明土地がなぜ問題になるかというと、現状だと、例えば崖崩れが起きた際に再発を防ごうと崖を固めようとしても、土地の所有者がわからないと工事が始められません。また、火災時に延焼しそうな住宅地の中にある雑草・雑木を除去したくても、土地の所有者が見つかるまでは手が出せません。
このような不都合があることから、所有者不明の土地を、道路や公園、コンテナを利用した建造物など、所有者が見つかっても再開発しやすい形で活用しようとしています。
ちなみに、誤答選択肢の「北海道の面積」は、九州よりもスイスよりも広い83450km²です。
第3問
正解は「NTT」でした。
IoT(モノのインターネット)が発展するにつれ、様々なセンサーが、地球上のあらゆる場所にばらまかれるようになると予想されています。
しかし、そのように使われるセンサーや、センサーに使われる電池の回収については、まだ解決策が模索されている最中です。
また従来の電池には、レアメタルや有害物質が含まれています。このため、このような電池を土壌に放置しておくと、土壌や生物に対して悪影響を与える可能性があります。
そこで、回収できなくても土に還って環境を汚染しない電池「ツチニカエルでんち」が、NTTで開発されました。材料に使われたのは生物由来材料や肥料成分で、土壌や生物への悪影響は生じません。
NTTではこの技術をもとに、今後は電池だけでなくセンサーなどについても、土に還る素材で開発するとしています。