問題の解説
第1問
正解は「鶏むね肉料理」でした。
飲食店の情報サイト「ぐるなび」では2014年から、その年の世相を表した食を「今年の一皿」として発表しています。
2017年の「今年の一皿」に選ばれたのは、「鶏むね肉料理」でした。健康志向の高まりを受け、高たんぱく・低脂肪の鶏むね肉が注目され、多くのメニューに活用されたことが受賞につながりました。
その他、準大賞には「強炭酸ドリンク」、急上昇ワード賞には「チーズタッカルビ」が選ばれています。
ちなみに誤答選択肢の「ジビエ料理」は2014年の、「パクチー料理」は2016年の「今年の一皿」です。間の2015年は「おにぎらず」が受賞しています。どれも懐かしいですね。
「今年の一皿」は鶏むね肉料理 #nhk_news https://t.co/gjJP1zuIRz
— NHKニュース (@nhk_news) 2017年12月4日
第2問
正解は「韓国で行われた、米韓合同軍事演習の名前」でした。
ビジラント・エース(VIGILANT ACE)は、米韓で行う軍事演習の名称で、今回で18回目の実施となります。今回はこれまでにない大規模なもので、アメリカ軍の兵士およそ12000人が参加し、対立する北朝鮮を強く意識した演習内容となっています。
対して北朝鮮では、同演習の実施を「核戦争を誘発しかねない」として反発しており、今後の動向には注意が必要です。
また同演習ではアメリカの最新鋭ステルス戦闘機「F35」や「F22」も参加しており、北朝鮮だけでなく、南シナ海やアフリカで勢力を伸ばす中国についても、けん制する狙いがあると見られます。
ちなみに「vigilant」とは、直訳すると「警戒」の意味です。これが「vigilante」になると「自警団」(司法手続きを通さず自らの実力行使で身を守る組織)となります。
そう考えると「ビジラント・エース」の作戦名は、国連の手を借りられなくても自分たち(米韓)の力で国を守る、といった意志が込められているのかもしれませんね。
第3問
正解は「持ち主が歩くと自動的に追いかけてくる」でした。
アメリカのロボット開発企業、Travelmate Roboticsから、持ち主が歩くと後ろをついてきてくれるスーツケースが、2018年4月から発売されます。
これは、専用のスマホアプリとスーツケースを接続することで、持ち主の動きに合わせて障害物などを回避しながらスーツケースが自走するというものです。
最高時速は9kmで、最大4時間の走行が可能。最大積載量はおよそ23kgで、価格は12万6000円からとなっています。
旅行などに付きまとうスーツケース運搬の煩わしさが軽減される一方で、目線の低い位置で自走することに危険を感じる人も多いと見られ、発売後は賛否を呼びそうです。