問題の解説
第1問
【東京で行われた女子のトライアスロンの大会で、イギリスの2選手がワンツーフィニッシュするも揃って失格に。どうして失格になったのでしょう。】
正解は「2人で手をつないでゴールしたため」でした。
15日に東京で開催された、五輪のテスト大会となるトライアスロンの女子の部で、1位の選手と2位の選手が、揃って失格になる出来事がありました。
失格となったのは、イギリスのジェシカ・リアマンス選手とジョージア・テイラーブラウン選手。2人はトップ争いを演じたものの、最後は2人で手をつないでゴールしたため、失格と判定されました。
【波乱】トライアスロン、手つないでゴールしたら…1・2位失格https://t.co/yBSTFjdnp3
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 15, 2019
失格になったのは英国の2選手。「意図的に一緒にフィニッシュすることは禁止」というルールに抵触したとみなされた。 pic.twitter.com/SlEiOiGP8N
これは「意図的に一緒にフィニッシュすることは禁止」というルールがあったためで、このレースを五輪代表選考レースに位置付けていたイギリスの関係者は、失格の判定に抗議しています。
第2問
【14日、テニスのウエスタン・アンド・サザン・オープン男子シングルス2回戦で、錦織圭選手にストレート勝ちした、日本人選手は誰でしょう。】
正解は「西岡良仁」でした。
テニスの全米オープンの前哨戦となる、ウエスタン・アンド・サザン・オープンの男子シングルス2回戦で、日本人選手同士の対決がありました。
世界ランキング5位の錦織圭選手と、同77位の西岡良仁選手との対戦でしたが、西岡選手が7-6、6-4のストレートで錦織選手を下し、3回戦へ進出しています。
ウエスタン・アンド・サザン・オープンは、グランドスラム(4大大会)などに次ぐ格付けの大会で、全米オープンの前哨戦の1つとして注目されます。
誤答選択肢の「手塚国光」は、テニス漫画『テニスの王子様』の登場人物。また「丸尾栄一郎」は、同じくテニスを題材にした漫画、『ベイビーステップ』の主人公です。
第3問
【安倍首相が、映画『記憶にございません!』の試写会に参加。さて、「記憶にございません」のフレーズが一躍有名となった、1976年に発覚した旅客機の受注をめぐる疑獄事件は何でしょう。】
正解は「ロッキード事件」でした。
安倍首相が、三谷幸喜監督の映画『記憶にございません!』の試写会に登場し、三谷監督とともに鑑賞しました。同作は、「史上最悪と呼ばれるダメ総理が、記憶喪失により善良な政治家に変わる」という筋書きのフィクションです。
さて、映画のタイトルにもなっている「記憶にございません」のフレーズは、1976年のロッキード事件に絡む証人喚問で何度も登場し、当時の流行語となりました。
ロッキード事件といえば田中角栄元首相の名前が思い浮かびますが、「記憶にございません」の発言者は田中氏ではなく、証人喚問に出頭した小佐野賢治氏です。
誤答選択肢の「リクルート事件」は、1988年に発覚した大規模な汚職事件。「昭和電工事件」は、1948年に発覚した汚職事件です。