問題の解説
第1問
【11日、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでマスターズの最終ラウンドが行われました。この大会で悲願の優勝を果たした日本人選手は誰でしょう。】
正解は「松山英樹」でした。
マスターズは毎年、アメリカのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで行われるゴルフの競技会です。招待された世界の有力選手がしのぎを削り、ゴルフの世界四大競技会のひとつにも数えられます。
その最終ラウンドが11日に行われました。単独首位からスタートした松山英樹選手は、打球を池に落としてしまうハプニングを起こしながらも最後まで逃げ切り、10回目の出場にして日本人初のマスターズ優勝者となりました。
なお、マスターズの優勝者には表彰式で「グリーンジャケット」と呼ばれる緑色のジャケットが贈られます。グリーンジャケットはオーダーメイドで仕立てられ、大会から1年経過したのちはオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブが保管することが慣例となっています。
松山英樹 マスターズで優勝 男子日本選手で海外メジャー初制覇 #nhk_news https://t.co/lr3KE4N1yz
— NHKニュース (@nhk_news) April 11, 2021
第2問
【9日以降、トカラ列島周辺で地震が頻発しています。トカラ列島はどこの都道府県に属する島々でしょう。】
正解は「鹿児島県」でした。
トカラ(吐噶喇)列島は、屋久島と奄美大島の間に浮かぶ、大小12の火山島の総称です。全ての島が鹿児島県十島村に属しており、週2〜3便出るフェリーによって鹿児島と沖縄からアクセスできます。
今月9日からトカラ列島周辺で、震度1を超す地震がおよそ200回観測されています。11日には震度4を観測する比較的大きな地震もあり、気象庁は警戒を呼びかけています。
付近では過去にも数回、活発な地震活動が観測されており、直近では2018年4月15日から16日にかけて19回の揺れが観測されました。
第3問
【今日から東京国立博物館で国宝に指定された絵巻物の展示が始まります。カエルやウサギが人のように遊ぶ様を描いたこの絵巻物は何でしょう。】
正解は『鳥獣戯画』でした。
『鳥獣戯画』は平安後期から鎌倉初期にかけて描かれたとされる、全4巻からなる絵巻物です。最も有名な1巻では、ウサギ、カエル、サルなどが人間のように遊びまわる姿が生き生きと描かれています。
全4巻をはじめとする関連美術品を一気に見られる特別展示『国宝 鳥獣戯画のすべて』が、東京国立博物館で今日から来月30日まで開かれます。混雑緩和のため、チケットは日時指定の事前予約制となっています。
『鳥獣戯画』を絶妙に思い出せない方は、こちらの記事に挑戦してみてください。