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問題の解説

第1問

正解は「ハビエル・アギーレ」でした。

日本サッカー協会は、2か月後に迫ったサッカーW杯ロシア大会で指揮を執る予定だった、ヴァヒド・ハリルホジッチ監督の解任を発表しました。

サッカー協会は解任の理由について、「選手とのコミュニケーションや信頼関係が薄れたこと」を挙げています。しかし本大会直前での解任は遅きに失した感もあり、サッカー協会への非難の声も多く上がっています。

また、マスコミを介して監督批判を行った一部選手や、それを面白おかしく報じてきたマスコミにも問題があるとの声もあり、今回の解任劇は単にロシア大会だけの影響に留まらず、日本スポーツ界全体の課題となりそうです。

なお、後任の代表監督には、西野朗(にしの・あきら)技術委員長が就任します。

西野新監督は、1994年アトランタ五輪の本大会でブラジルに勝利を収めた「マイアミの奇跡」の監督して知られています。以降はJリーグの4チームで監督を歴任し、「Jリーグ最優秀監督賞」にも二度選ばれている名将です。

第2問

正解は「4人目」でした。

2008年から2013年まで韓国の大統領を務めた李明博(イ・ミョンバク)元大統領が、収賄などの罪で起訴されました。韓国の大統領経験者の起訴は、これで4人目となります。

韓国の大統領職は、現職の文在寅(ムン・ジェイン)が19代目、12人目です。つまり、大統領経験者の3分の1が起訴されていることとなります。

その内訳ですが、第11代・12代大統領の全斗煥(チョン・ドゥファン)は、クーデターなどの罪で起訴され死刑判決(後に特赦)が出ています。

続く第13代大統領の盧泰愚(ノ・テウ)は、クーデターや政治資金を不正に蓄財した罪で起訴され懲役刑(後に特赦)になりました。

記憶に新しい18代大統領の朴槿恵(パク・クネ)は、収賄罪などで実刑判決が出ています。

また第16代大統領の盧武鉉(ノ・ムヒョン)は、収賄疑惑で捜査の手が伸びる中で自殺したため、この中には含まれません。

このように大統領経験者への疑惑が多い理由について韓国では、政権交代で与党となった側が、旧与党側に対して政治報復しているから、と見る向きもあります。事実、最近の逮捕者である朴槿恵と李明博は、文在寅大統領とは対立する政党の人間です。

第3問

正解は『嘆きのボイン』でした。なお、「ボイン」とは女性の豊かな胸を指す俗語です。

3代目桂米朝の弟子となる落語家で、歌謡漫談で人気を博した月亭可朝(つきてい・かちょう)さんが亡くなられました。80歳でした。

月亭可朝さんは、上方落語の重鎮、月亭八方の師匠で、月亭八光や月亭方正は孫弟子にあたります。

1969年に発売された昭和を代表するコミックソング『嘆きのボイン』は、80万枚を超える大ヒットを記録しました。

誤答選択肢の『ヒゲとボイン』は、小島功の漫画作品です。またロックバンドのユニコーンによる同名曲も有名です。

また『ボインキラー』は、かつて一世を風靡したパンクバンド、THE BLUE HEARTSが歌った曲名です。しかし昭和はボインが好きですねぇ。

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