観戦がもっと楽しくなる!クイズ用語集
「もう1回」
参加者の解答に対し、出題者(河村)が「もう1回」や「もう1度」と呼びかけることがあります。
これは「正解とは言えないものの、正解に非常に近い、惜しい解答」が出たということ。解答者には解答を軌道修正し、再度チャレンジする権利が与えられます。
【「もう1回」の対象となる例】
下の動画(47:22〜)に「もう1回」のシーンがあります。
「平均2.5トンの石を約230万個積み上げて建造された、エジプトのギザにある現存最大のピラミッドは何?」(A.クフ王のピラミッド)
という問題に、山上が「ギザ」で早押しを決め「ピラミッド」と解答。出題者の高松は「ピラミッド」を正解にはできないが、即座に誤答とするのは手厳しい……と判断し、「もう1回」を宣言しました。山上は「もう1回」を受けて軌道修正に成功、文句なしの正解にたどり着いています。
「聞こえませんでした」
解答者が何と答えたのかよく聞き取れなかった場合、出題者が「聞こえませんでした」と言うことがあります。
このとき、解答者には最初に発声したものと同じ解答が求められます。「もう1度」の指示とは異なり、解答を修正することは認められません。
「カウントを続けます」
解答者が正解に必要な要素の一部だけを答えた場合、出題者から「カウントを続けます」といった指示が飛ぶことがあります。これを受けた解答者は、自身の解答が不十分だったことを察し、より詳細な解答をしなければなりません。
【「カウントを続けます」の例】
「日本の祝日のうち、9月にある2つとは何と何?」(A.敬老の日と秋分の日)
という問題が「9月」で早押しされ、解答者が「秋分の日」とだけ答えた場合。
片方のみでは正解にならないため、出題者は「カウントを続けます」と呼びかけ、解答者は追加の解答(この問題なら「敬老の日」)がないか考えることになります。
出題者が「ごめんなさい」と言うのはなぜ?
クイズ中に誤答が出たとき、出題者が「ごめんなさい」などと謝る場面があるかもしれません。
これは「クイズが(誤答になるよりは)正解が出た方が、解答者も出題者も喜ばしい」という考え方によるものです。「正解させてあげられずごめんなさい」といったニュアンスですね。
▼出題者による「ごめんなさい(すいません)」のシーン(1:12:41〜)
「やわらかい問題」
定義のはっきりした学術用語などではなく、「日常生活でよく耳にする」「誰でも知っている」ような言葉が答えになるクイズを「やわらかい問題」と呼ぶことがあります。 他の傾向のクイズとは一味違う発想力が求められることも少なくありません。
「勇気が要る/ガッツが要る問題」
いったん答えが頭に浮かんでも「本当にその単語が答えでいいの?」と思いたくなり、ボタンを押すべきか迷ってしまう……そんなクイズを「勇気(ガッツ)が要る問題」と呼びます。上記の「やわらかい問題」は、押すのに「勇気が要る」こともしばしばです。
こちらの動画(10:35〜)には、参加者のチャンイケが「りんご、ゴリラ……」と始まって「しりとり」を問う意外なクイズにいち早く反応し、「勇気あるな〜」と声をかけられる一幕があります。
終わりに
初開催となる「500問耐久クイズ」。熱い戦いをお見逃しなく!
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