クイズの解説
Q.1:100円硬貨。この面はどっち?
100円硬貨は、桜の花の絵が描かれている面が表です。造幣局では年銘(年号)のある側を裏としているため、ほかの硬貨においても、大きく絵が描かれている側が表となっています。
▲硬貨の裏表一覧
ちなみに、500円硬貨には桐、50円硬貨には菊の花、10円硬貨には世界遺産である平等院鳳凰堂の絵が描かれています。5円硬貨は……こちらの記事をご覧ください。
Q.2:半紙のざらざらした面はどっち?
一般的に、半紙のざらざらした面は裏面です。
半紙は和紙の一種です。学校の書道の授業などで、一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
和紙の表裏で感触に差が出るのは、製造工程が影響しています。漉いた紙を板に広げて乾かすときに、板に触れている面はつるつるとした感触に仕上がります。逆に、板に触れていない面はざらざらとした感触に仕上がるのです。
Q.3:はがきの、宛名を書く面はどっち?
一般的に、はがきは宛名を書く面が表です。
▲はがきの表と裏
宛名の書き方には、縦書きと横書きがあります。宛先との間柄などにもよりますが、基本は裏面のデザインに合わせると良いとされています。これは、はがきの両面で縦書き・横書きを揃えると、受取人が読みやすくなるためです。
また、宛名の敬称は、個人宛に送るときは「様」を、企業や部署など、特定の個人宛以外に送るときは「御中」を用います。ほかにもシーンに合わせて、「殿」「先生」などを使い分けます。
Q.4:国語の教科書。背表紙が自分から見て左にあるとき、上にある面はどっち?
一般的な国語の教科書は、左から右に開く右開きを採用しています。したがって、背表紙が自分から見て左にあるとき、上にある面は裏表紙です。
▲右開きと左開き
これは、国語の教科書が縦書きで書かれているためです。縦書きのとき、文は右から左に進むため、進む方向にめくる右開きにすると読みやすくなります。逆に、横書きの文章は左から右に読むため、左開きの方が読みやすいのです。
▲進む方向にめくると、読む上で都合が良い
Q.5:野球で「サヨナラ勝ち」が起こるのはどっち?
野球で「サヨナラ勝ち」が起こるのは、裏(=後攻のチームの攻撃)のときです。
サヨナラ勝ちとは、後攻のチームが最終回の攻撃で点をあげ、先攻のチームの合計得点を上回って勝利することです。このとき、スリーアウトを待たずに試合終了となります。
この勝敗を決した一打がホームランだったとき、これを「サヨナラホームラン」などといいます。
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