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1ページ目:クイズを解きたい方はこちらから! 以下は問題の答えと解説です
クイズの解説
Q.1:成人の体重の約60%を占めるのは?
私たちの身体には多くの水分が含まれています。その割合は成人では60%ほどですが、新生児では80%ほどにもなります。体内の水は体液として老廃物や酸素を運搬するなど重要な役割を果たしています。冬は気温が低く汗をかきにくいので、水分補給をしなくなりがちになります。また、空気が乾燥しているので身体の水分が足りなくなることも多いです。脱水には注意しましょう。
ところで体には脂質も多く含まれています。油脂は摂りすぎると肥満になってしまうため避けられがちですが、細胞を構成したりエネルギー源になったりと、こちらも体で重要な役割を担っています。
Q.2:表面張力がより大きいのは?
表面張力とは、「液体の表面積を小さくするように働く力」のことで、水では特に強く働いています。その理由は水の分子構造にあります。水は酸素原子1つが水素原子2つと結合した分子ですが、酸素は水素よりも電子を引っ張る力が強いため、酸素原子はややマイナスに、水素原子はややプラスに帯電します。これにより水分子同士が電気的な力(水素結合)で引き合うため、水の表面張力は大きくなるのです。
水と油が混ざらないのも、水素結合により、水分子が水分子どうしで引かれあうためです。
Q.3:「お世辞を言うこと」を意味するのは?
「お世辞を言うこと」を意味する慣用句は「油を言う」です。
「油」を使った慣用句には「油を言う」のほかにも、「油を売る」「油を搾る」などいろいろあります。「油を売る」は「無駄話などをして仕事を怠けること」、「油を搾る」は「人を厳しく責め立てること」や「とても苦労すること」などの意味の言葉です。
一方、「水に流す」や「水をさす」など「水」を使った慣用句も多いです。これも水や油が生活に密接に関わっているためでしょうか。
Q.4:「ジリジリ」と鳴くセミは?
アブラゼミの鳴き声は、「ジリジリ」「ジワジワ」などと表されます。一説によると、こういった鳴き声が油を熱したときの音に似ていることから、「アブラゼミ」と名付けられたとされます。
アブラゼミは日本全国に分布しているため、鳴き声を聞いたことがある人も多かったのではないでしょうか。しかし、夏の風物詩である反面、リンゴやナシに卵を産み付けたり汁を吸ったりする害虫という一面もあるようです。
Q.5:金属のナトリウムと激しく反応するのは?
ナトリウムは反応性がとても高い金属です。これは、ナトリウム原子は電子を1つ失ってイオンになりやすいためです。
ナトリウムは空気中でも自然に酸化されるので、石油などの中で保存することになっています。水と油の性質を利用した保存法といえますね。
解説を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。ぜひ、次回の「二択でGO」にも挑戦してみてください!
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