山本祥彰
類いまれなる漢字知識を買われ、いい思いも悪い思いもしてきた山本。我らが伊沢のこの連載をぜひとも読んでほしいと推してきました。
連載「伊沢拓司の低倍速プレイリスト」の一記事です。軽妙な語り口で次々ととんでもない仮説と検証が行われていくシリーズですが、今作は比較的妥当な気づきを与えてくれます。
「確かに」と「どうでもいい」が同居する伊沢節を、後世に残していきたい。
鶴崎修功
その柔和な笑顔でQuizKnockを初期から支えてきた鶴崎。数学を語らせたら止まらない彼がおすすめするのは、数学、否、算数の粋を集め練り上げられた珠玉の一本!
東大入試伝説の難問とされる有名な問題を、鹿野さんの解法で解いてくれています。よく知られている解法とは別の答えなので、この方法もきれいで素晴らしいと思って読みました。
この記事のすごいところは、単に解法をわかりやすく伝えるだけでなく、数学をするコツが最後に書かれていることですね。教訓を得てこそ読んだかいがあります。
東問
言と双子であり、それでいて少し違った目線でクイズを楽しむ姿を見せてくれた東問。彼が今回推薦したのは、これまた言のおすすめとは少し趣の違う歴史的な1本。
QuizKnock創設から6日目、伝説の「水族館デート」の次に公開された超初期の記事です。中高クイズ界で常に僕らの一歩先を歩んでいた伊藤・猪俣両名の楽しそうな旅路を聞き、我々も高校生クイズへの夢を膨らませたものです。母校ラ・サールを「ラサール」と表記していることだけは許しませんよ👀
河村拓哉
『オタクは水族館デートに行くな』など、QuizKnock黎明期から人気記事を生み出し続けた河村が選ぶのは、10年という長い歩みが感じられるこの記事です。
2016年の末、QuizKnockは出来て3カ月の学生メディアでした。いま振り返りを求められるとき、我々は「あの時はまだまだで」と言いたくなってしまうのですが、そういう過去へのサゲ発言を咎めてくれるほどには、この記事はちゃんとしています。10年前のことなのに行けなかったの思い出せた。
松井一将
目の付け所も知識の使い方もひと味違う名記事を何個も生み出してきたライター・松井。数あるQuizKnockの選手権記事の中でもこちらをピックアップしてくれました。
インテリというコンテンツ自体、funnyなおもしろさからは遠い存在だと考えています。この記事はインテリ人だからこそ起こるおもしろさを「怪談」という形で吐露する形式をとっています。インテリという取っつきづらい存在とおもしろさという取っつきやすい存在がグッと近づいている記事です。頭のいい人っておもしろい人も多いんだよ……!
かっきー
かっきーは、奇抜な発想と行動力で月の土地を買ったり、分水嶺から海に行ったりと、唯一無二の記事を出してきたライターです。そんな独特な視座に近いものを感じる、あの名作記事を推薦します。
森田さん記事恒例のどっかに行って何かをするシリーズです。秘境駅にただ行くという万人受けしない行為に、今回も和歩さんが犠牲になってしまうことに。鉄道や地理が好きなライターだけで行くのではなく、何も知らない和歩さんが連行されるのがおもしろいです。
伊波円蔵
連載に企画に何でもござれ。たしかな執筆力を携えるライターの伊波は、検証記事の中でも有名なこの1本を選びました。
専門分野が異なるライターたちの力を借りてヘンなことをやってのける、QuizKnockらしい記事です。この記事を読んだ当時受験生の自分には、学問で遊び尽くす姿が輝いて見えたものです。「二階から目薬をさせたらかっこいい」というのは4年経っても理解できていませんが……。
波戸なお
教科書や授業で出会う知識をおもしろおかしく掘り下げるのが得意なライターの波戸なお。今回は重厚で心震わせられるエッセイを紹介してくれます。
読者の多くはクイズプレイヤーではないだろう。単純に興味がない人もいれば、クイズに触れないまま大人になったり、気軽にクイズを楽しめる環境になかったりして、自分とは遠い世界の話だと思っている人もいるだろう。地方の公立高校に通いながらQKを見ていたあの日の私もそうだった。そんな全ての人に読んでほしい記事。
ホリエ
米津玄師の曲の元ネタクイズなど、エンタメと知識を融合させるのが上手なライター・ホリエ。彼がおすすめするのもまた、「エンタメと学問の融合」というQuizKnockらしさあふれる名作です。
実は言語学系の研究室で直属の先輩にもあたるトラさん。「ぺこ」の法則性をある程度見出しているのがすごいです。言語学の身近さと大変さを追体験してみてください。
シャカ夫
選手権など複数の参加者を募る大型企画を手がけることが多いライターのシャカ夫。QuizKnockでしか出せず、そしてQuizKnockこそが出すべきだといえるこの記事を、おすすめしてくれました。
純粋なエッセイが少ないWebメディア「QuizKnock」において、QuizKnockらしさを充実させつつ個人の体験のおもしろさも醸し出し、サークルを実際に立ち上げようと思っている人の参考にもなるいわゆる「実用的」な内容まで含んだ一本。クイズに興味がない人が読んでも楽しめるその書きぶりには、確かな情熱が見え隠れするのです。
伊沢拓司
トリを飾るのは、QuizKnockの発起人・伊沢。QuizKnockの権化とも言える彼が選ぶ記事は、「QuizKnockのあるべき姿」を体現した1本です。
立ち上げ時、我々の強みとして掲げたのが「能動性」とあとひとつ、「専門性」だった。大学生が専門について伝えられるメディアでありたいと願っていたが、初期はそれが不十分であったように思う。目先のPVも大事だった時期だし。時を経て、それを実現してくれたという点で、私は浮かばれる思いを得た記事であった。
今回挙げた20本以外にも、メンバーが「ぜひ読んでほしい!」とおすすめする記事はたくさんあります。リニューアルしたサイトの機能「ランダム記事ガチャ」でも遊んでくださいね。
10,000本もあればあなたの好きな記事も見つかるはず! みなさんのお気に入りの記事もぜひ教えてください!
Webメディア「QuizKnock」では今後も様々な記事をお届けします。ぜひお楽しみに!
執筆:シャカ夫