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「ニュピ」がこんなに盛り上がるとは

当日は僕はカメラの裏側で司会をしていました。動画向きの雑学を集められたと自負していますが、ふくらさんの「ニュピ」があんなにおもしろい展開を生んでくれるとは思っていませんでした。

▲「バリ島には決して外出していけない日がある」

▲メンバーもこの反応

メンバーに渡しているメモには、披露する雑学と簡単な情報しか書かれていません。たとえば、ふくらさんに渡したメモはこんな感じです。

真偽:ホント(村人)
雑学:バリ島には決して外出してはいけない日がある
説明:例年3月ごろに訪れる、バリ島の暦のお正月にあたる日、その名も「ニュピ」。外出だけでなく労働も禁じられるので、島民は家の中で静かに祈りや瞑想の中で過ごす。

この情報と5分間の下調べ時間で、ふくらさんが「オゴオゴ」「サカ暦」という固有名詞や、コロナ禍での最新情報を盛り込んで広げてくれました。その結果、村人側が負けちゃったんですけどね。でも、良い撮れ高になりました。

▲おもしろかったのでオッケー!

おもしろいものを作ろうとすると、楽にはならない

雑学を揃えるために関わってくれたスタッフは総勢15人ほど。みんなに頼って実現できた企画です。本当に、こんなに大変だと思いませんでした

でも、「大変だからやらない」という判断をしてしまうと、やれることがどんどん減ってしまいます。おもしろいものを作ろうとすると、基本的には楽にはなりません。おもしろいものを作るために、なんとかできないかを考えるのがディレクターの仕事です。

とはいえ、この頃は頭の中が雑学でいっぱいで、寝ても覚めても雑学のことばかりでした。そのくらい雑学漬けだったおかげで、クイズ大会で2〜3問正解できたなんていう実利もありました。

ちなみに、収録では万が一メンバーが雑学を知っていてゲームにならなかった場合に備えて、ネタはもう1セット用意してました。結果的に収録に使っていない、ということは……?

▲今後のQuizKnockの動画をお楽しみに!


感想は、Twitterのハッシュタグ「#高松Dのなんとかします 」で教えてください。次回も楽しみにしていてくださいね。

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この記事を書いた人

高松慶

QuizKnockの動画ディレクター、高松です。 主に企業案件の動画の企画/ディレクションをしています。

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