解説
それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。
今回の解法のポイントは「〇と●、それぞれの大きさは求めない」ことです。
〇と●、それぞれの角度を求めたくなりますが、これらの角度を求めなくても解くことができます。
小さい三角形から、〇と●の和が分かる
まず、小さい三角形PBCに着目します。
三角形の内角の和は180°なので、〇+●+110°=180°となります。
したがって、〇+●=70°です。
大きい三角形で、〇と●の和を使う
次に、大きい三角形ABCに着目します。
先ほどと同様に、三角形の内角の和は180°なので、
(〇+〇)+(●+●)+角BAC=180°となります。
ここで、(〇+〇)+(●+●)は(〇+●)+(〇+●)と表すことができ、〇+●=70°であることがわかっています。
これにより、70°+70°+角BAC=180°とあてはめることができます。
したがって、角BACの大きさは40°となります。
答え:40度
結構あっさりと解けてしまいました。次回は……どうでしょうね?
それでは。
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