QuizKnock

アプリで記事をもっと見やすく

インストールする

カテゴリ

ログイン
PR
ランドマーク税理士法人

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

前ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の答えです

今回は私と一緒に解いていきましょう! 「つるかめ算」の考え方をうまく活用するには、どうしたらいいでしょうか?

問題の解き方を簡単にまとめると、図のようになります。

ポイントは、頭の数の合計が変わらないようにしてツルとケルベロスとを入れ替えることです。

ではこの流れに沿って解いていきましょう!

まずはツルだけで考える

まずは通常のつるかめ算と同様、ツルだけがいる場合を考えます。

大切なのは、頭の数の合計をちょうど50にするために、50羽のつるがいると仮定すること。このとき足の数の合計は2×50=100で、問題の条件と比べると100-78=22多いことになります。

頭の数の合計は条件通り。ここから足の数の調整に入りましょう。

頭の数を変えないように……

つるかめ算では足の数を調整するため、単純にツル1羽とカメ1匹を入れ替えましたが、今回は少し工夫が必要です。

頭の数の合計が変わらないように、頭3つのケルベロス1頭(ややこしい)とツル3羽を一気に入れ替えましょう。このとき足の数の合計は2×3-4=2ずつ減ることになります。

ツルが50羽いる場合、足の数の合計が22多かったので、必要な入れ替えの回数は22÷2=11回であるとわかります。

つまりケルベロスの数は11頭、そしてツルの数は、入れ替えにより減った分を考えて50-3×11=17羽となります。

答え:17羽


頭の数の合計を固定したまま、ツルとケルベロスを入れ替えることがポイントでした。

ちなみにこちらの動画では、QuizKnockメンバーが一風変わった算数(?)の問題に挑戦しています。今回解いた「つるケルベロス算」の更なる応用編も登場しますよ。

「ひらめけ!算数ノート」のバックナンバーはこちら

【前回の算数ノートはこちら】

【あわせて読みたい】

4
Amazonのアソシエイトとして、当サイトは適格販売により収入を得ています。

関連記事

この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学4年生の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

木村 真実子の記事一覧へ