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1ページ:【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の解説です

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

今回は私と一緒に解いていきましょう! ポイントは「小数点以下の繰り返し部分を消す」ことです!

この問題の解き方をまとめた図がこちらです。

ポイントは、元の数と小数点以下が同じ数を新しく作ることです。

では、このポイントを踏まえつつ解いていきましょう!

小数点以下を消す

問題に登場する小数は「2025」という数字の並びが無限に繰り返されており、このまま分数に変換することはできません。そこで、小数点以下の繰り返しの部分を思い切って消してしまいましょう

繰り返される「2025」という数字の並びを1つのブロックとして、元の数の小数点を1ブロック分ずらすことを考えます。元の数を10000倍した数は、やはり小数点以下に「2025」が無限に繰り返されています。

ポイントは、元の数と10000倍したあとの数の小数点以下が一致しているということ。この2つの数で引き算をすることにより、無限に続いていた小数点以下の部分を丸ごと消すことができるのです。

これで、「元の数を9999倍すると2025になる」ということがわかりました。したがって、元の数を分数で表すと9999分の2025、既約分数の形にするため分子と分母をそれぞれ9で割ると1111分の225になります。よって、求める分子の値は225です。

答え:225


「無限に繰り返される」部分をうまく使って簡単な式を導くことがポイントでした! 1111分の225が本当に0.20252025……となるのか、ぜひ割り算で確かめてみてくださいね。

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この記事を書いた人

木村 真実子

東京大学大学院修士1年の木村です。生物素材化学について勉強しながら、作問したり早押ししたりしてクイズを楽しんでいます。好きなものはJ-POP・広島東洋カープ・フクロウなど。身の回りを見渡すのが少し楽しくなるような記事を目指します。よろしくお願いします。

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