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前ページ:自力で解きたい方はこちらへ! 以下は問題の解説です

解説

それでは解説です。さまざまな解き方がありますが、ここではそのひとつを紹介します。

大きさがわかっている角は多いですが、一筋縄ではいかないこの問題。どうすれば解けるでしょうか?

今回の問題を解くうえで重要なポイントは、以下の2つです。

これらのポイントを踏まえながら、問題を解いていきましょう。

二等辺三角形の性質を利用する

角AEBの大きさは、180-(角ABE+角BAE)=110度ですから、角AEDの大きさは180-110=70度です。したがって、三角形ADEは角ADE=角AEDの二等辺三角形になります。

二等辺三角形の性質から辺ADと辺AEの長さは等しくなります。さらに、与えられた条件からBCとADの長さも等しいので、AE=AD=BCとなります。

平行四辺形を見つける

続いて、四角形ABCEに着目します。先ほど示したAE=BC、及び問題の条件であるAB=ECからであることふまえると、四角形ABCEは「向かい合う辺の長さがそれぞれ等しい」ことから平行四辺形であることがわかります。

平行四辺形の性質を使って角度を求める

平行四辺形の性質として、1本の対角線で切ってできる2つの三角形は全く同じ図形になります。

線分BEは平行四辺形ABCEの対角線なので、BEによって分けられた2つの三角形ABEとCEBは全く同じ三角形になります。

したがって、求める角CEBの大きさは角ABEの大きさと同じく、55度となります。

答え:55度


二等辺三角形と平行四辺形を上手く発見することがポイントでした。

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この記事を書いた人

松林 陸

京都大学大学院理学研究科・修士1年の松林 陸です。普段は大学のサークルでクイズをしています。 大学では物理学を専攻しています。好きなものはクイズと旅行と科学。読者の方の日々に「ちょっとした学び」が生まれるような記事を書けるように頑張ります。

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