須貝駿貴と挑戦!意外と知らない「電気」に関するクイズ【vs研究者】
スペシャルQuizKnock編集部2024.11.22
sponsored by 電力中央研究所
朝起きてから夜寝るまで、私たちの生活のずっと近くにある「電気」や「エネルギー」。
現代を生きる私たちにとっては欠かすことのできない、とっても身近なものですよね。
ーーではここであなたに問います。あなたは彼らのこと、どれくらい知っていますか……?
たとえば次の装置。電気と深くかかわるものですが、どんな役割があるか想像できますか?
今回はそんな、意外と知らないことが多い電気やエネルギーの秘密を、その道のプロである電力中央研究所の研究者のみなさんにクイズにしてもらいました。
みなさんと一緒に挑戦するのは、おなじみ須貝駿貴。楽しく学んでいきましょう!
我々研究者から、電気に関するクイズをお出しします。全問正解目指して頑張ってください!
よっしゃーー!!!
※この記事は、2024年10月5日に電力中央研究所横須賀地区にて行われたイベント「みらいのエネルギー社会をつくる子どもたちへ」を再構成したものです。
それではさっそく第1問!
電中研の研究者のみなさんに来てもらいました! よろしくお願いします!
それでは、まずは私が出題します! 電気の「歴史」に関する問題ですよ!
第1問!
電気が発見されたのはいつ頃のことでしょう? 「利用」ではなく「発見」なのがポイントですね!
さすがに50年前は絶対あったでしょ! テレビがあったくらいだし。
さあ、どうでしょう……? みなさんも考えてみてください!
あなたもチャレンジ!
このクイズは読者のみなさんもチャレンジすることができます。目指せ、全問正解!
では答えに行きます! 正解は……。
2000年以上前!
当たった、よし!
今から約2600年前、古代ギリシャの哲学者・タレスという人が静電気を発見しました。
宝石の琥珀を布でこすったときに、ホコリがくっついてくるのを見て気づいたようですよ。
下敷きを頭でこすると髪の毛が逆立つ、みたいなやつを2600年前にやってたってこと!?
さすがに下敷きは持ってなかったと思いますが……(笑)。ちなみに、現代のように生活の中で電気を使うようになったのは約150年前からです。
さらに、人類があかりとして「火」を最初に使い始めたのは150万年ほど前。つまり、あかりとしての電気の歴史は、火のそれと比べて1万分の1なんです!
150万年と比べたら150年なんてないようなもんじゃん! 電気って、人類の知恵の結晶なんだな〜。
第2問:〇〇で電気が流れる!?
では続いて第2問! 電気の「性質」に関する問題です!
この中で、一番電気を通しやすい食べ物はどれでしょう?
俺、こういう実験やったことあるかも!
正解は……、レモン!
では実際に確かめてみましょう! ここにレモンで作った簡易的な電池があります。実験がうまくいったら、電子オルゴールの音が流れるはずですが……?
これをこうして……、この板を差してみますね!
よし、つなげるぞ……
\ツーーーーー/
ん……?
\ツーーーーーーーーーー/
なんか聞こえるぞ!
しっかり聞こえましたね! では、なぜ電気が流れて音が聞こえるのか、井戸さん、解説をお願いします!
はい!
そもそも、電気が流れるために必要なものは、-極と+極の2つの電極、そして電気を運ぶための電解質の3つです。
今レモンに差した2枚の板は銅と亜鉛で……
これがそれぞれ+極、-極の役割を果たすってことですね!
そうです! そして、レモンの中に含まれるクエン酸が電気を運んでくれる(=電解質)ため、電気が流れるんです!
なるほど~。この実験、小学生の自由研究にもピッタリですね。
あ、でも注意点がひとつ! 実験に使ったレモンは金属が溶け出ているから、絶対に食べたらアカンで!
第3問:バッテリーの扱い、あなたは大丈夫?
次の問題は引き続き私が担当します! 第3問!
バッテリーにやったらダメなことか……ん?
「全部ダメ」怪しすぎる!!!
怪しすぎて逆に、じゃないですか?
いやいやいやいや! でも一応、冷静にひとつずつ考えてみるか。
では答え合わせです! 正解は……、
次ページ:一歩間違えれば大事故!?バッテリーに潜む危険とは