【特別座談会】編集部が語るQuizKnockのこれまでとこれから【後編】
スペシャルQuizKnock編集部2019.10.27
QuizKnock3周年記念座談会、後編です。前編は下のリンクから!
座談会メンバー
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カワカミタクロウ(以下、川上):QuizKnock立ち上げメンバー。本座談会の進行役。
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伊沢拓司(以下、伊沢):QuizKnockの発起人。創設から編集長を務めている。
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山森彩加(以下、山森):2017年8月にライター兼編集部として加入。
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こうちゃん(以下、こう):2017年6月にライターとして加入。2018年1月より編集部入り。
人的資源の確保
2017年の夏には、創設当時のPVの2倍、すなわち当時の我々が「いけるやん」と思っていたPVを本当に達成。なんとか戻ってこれたわけだね。
そしてこの頃に、山森さんとこうちゃんが入ってくると。
あれ、このときこうちゃんと志賀くんって何年生?
2年生ですね。
この頃から、先を見るようになったというか、若い力を採り入れ始めたんだよね。育てる余裕があるな、と。
これ以前は「明日何出す!?」って感じでしたからね。育成なんて無理。
「記事無いし今から書くわ!」みたいなね。
でもそれって私が入ってからもしばらく続いてなかったっけ?
連載についてはどうしてもね……。毎週絶対出さなきゃいけないから。
連載で記事数を担保しようとしたのが、首を絞めてましたね。
山森さんが編集部に加入したことで、徐々に「記事の管理」ができる体制になった。それが2017年の秋だね。
ちょうど1年かかったんですね。
そしてこの頃に、さらにライターをたくさん入れた。オグラ、神山、山本が同時かな?
そうだね。もともとはYouTubeの出演者として紹介されたんだけど、記事も書いてくださいということに。
この時期調子良いですね。PVも増えて、ライターも増えて……。
手応えをつかんでた頃だね。
YouTubeと合わせて、どんどん伸びた時期でしたね。
やっぱり人的資源を揃えられたのが良かったね。この頃に入ったライターは今やエース級だもんね。
知識で遊ぼう
2018年に入ってからはさらにライターが増えました。Yoshidaくん、Mimoriさん、宮原、セチですね。
QuizKnockを支えてきたメインライターって感じですね。
「増やせ!」って時期だったからね。とはいえみんな即戦力級なんだよね。
視野を広げて採った、という感じですね。
そう、東大以外からも。宮原なんて「なんか西にクイズ強い奴おるやん」って感じで採ってるし。
Mimoriさんや須貝さんはクイズプレイヤーでもない。
ライターとして採るときに、クイズプレイヤーである必要はないなと。我々編集部が、クイズプレイヤーでなくてもコントロールできる、という自信が出てきた。
そういえばこの頃にはもう、コンセプトが「右脳も左脳もヨロコブ」になってるんだよね。
もうちょっと前からだね。2017年末くらいかな。
「右脳も左脳もヨロコブ」時代のQuizKnock。
今までの「リアルライフ」路線じゃなくて、「知識で遊べる場」としてのQuizKnockになっていた。とにかく「遊ぼう」というのをテーマにしていて、この頃から対象年齢が下がったよね。
そうですね、最初は大学生と20代の社会人をターゲットにしていた。ミレニアル世代ですね。
そうだったのが、YouTubeが伸びたのもあって、高校生がターゲットに入ってきた。そこで「知識で遊ぼうぜ」というスタンスになってきた、という感じだね。
ライターが増えたことで書ける記事の幅も広がったからこそですね。
あと、「右脳も左脳もヨロコブ」といえば、めちゃくちゃ謎解き作ってた時期ありましたよね。
2017年末からだね。謎解きの記事を毎日公開してた頃だ。
これも「遊ぼう」というのと合致してるね。
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