QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。
ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。今回紹介するのはあのメンバーの名場面です。
それは何?
「い」から始まる様々なものを含むものといえば?
「Ihlabathi」
アルファベットの羅列のようなこの言葉が登場したのは、2020年8月29日に公開された動画「【調べ放題】「朝からそれ正解」1週間考え続けたら最高の答え出るんじゃね?」です。
与えられた頭文字から始まるお題の答えをそれぞれが考え、話し合いでひとつの正解を決めるQuizKnockの人気企画「朝からそれ正解」。通常の撮影ではシンキングタイムは1分ですが、今回は1週間熟考できることで、どのような回答が出るのかを検証していきます。
▲この2人の回答はいかに……
2問目は「『い』から始まる様々なものを含むものといえば?」。メンバーは「伊藤博文」「インターネット」「乾」(!)など、あの手この手の切り口で1週間の成果を披露します。
そんななか、残る回答者のふくらPは「ああ、もう勝った」と余裕の様子。そんなふくらPが出した答えが、「Ihlabathi」でした。自信満々に出したふくらPとは対照的に、ほかのメンバーは「なになになに?」「何語ですか?」とよくわからない様子。
ふくらPいわく「Ihlabathi」とは、南アフリカ共和国で使われる主要言語のひとつ・コサ語で「宇宙」「世界」※という意味がある言葉とのこと。
※編集部より:動画でもご紹介している通り、コサ語の裏取りが非常に難しく、「Ihlabathi」の意味に誤りがある可能性があります。記事をご覧の皆さんのなかでコサ語を専門とする方がいらっしゃいましたら教えてください。
なぜそんな言葉が登場したかというと、ふくらPは1週間という時間の長さを最大限活用して、世界中の言語から「宇宙」を意味する「い」から始まる言葉をひたすら探すという作戦を実行していたのです。Wikipediaの「宇宙」のページの言語切り替えで見つけたのが、コサ語の「Ihlabathi」でした。
▲発想がすごい
発音として「い」から始まることを調べるために、コサ語を学習できるDVDも見たというふくらP。まさに、1週間をかけるべくして生まれた回答でした。
▲1週間もあれば2時間は余裕
当然日本語で答えを探していたメンバーは、ふくらPの回答に「朝それ」おなじみの「ゴネ」に入りますが、どんなものも「Ihlabathi」のスケールの大きさには勝てません。これまでの回答はふくらPに「ちっぽけもちぽっけよ」と一蹴されてしまうのでした。
こうしてIhlabathiは包含合戦を制し、見事このお題の正解となりました。
▲あの名シーンから再生されます
次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!
【おすすめ名場面】
【あわせて読みたい】