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QuizKnockのYouTubeチャンネルの名場面を振り返る企画「QuizKnock名場面集」。これまで公開された動画のなかで、おすすめのシーンを紹介していきます。

ずっと応援してくださっている方は当時を思い出しながら、最近QuizKnockを知った方はぜひこの機会にご覧ください。

窮地に立たされても正解できる伊沢

「芭蕉の句ランダムで言うゲームに勝った♡」

この名場面が登場したのは、2022年9月28日に公開された動画「AIが名作の続きを勝手に書いちゃった!この小説は何?」。小説の冒頭となる数行を書くとそれに続く小説を生成してくれる「AIのべりすと」というAIを使ったクイズに、ふくらP、伊沢拓司、山本祥彰の3人が挑戦します。

今回のクイズは、「AIのべりすと」が書いた名作の冒頭に続く文章だけを聞いて元の作品を当てるというもの。

▲どんな物語になるかはAIしだい

AIが生成した物語とあって、実際の作品とはほとんど関係ないものが登場したり、もはや元の作品の面影がなかったりします。時に自由すぎる展開に、メンバーは大いに振り回されます。

※これはAIが書いた『吾輩は猫である』です

1問目と2問目を通して、伊沢はこのクイズが物語の内容から正解を推理するものではなく、「キーワードを聞いて押すゲーム」であると分析します。

▲クイズ王の分析

そして迎えた4問目。読まれた文章は「……芭蕉の句です」。「芭蕉」とわかりやすいキーワードが登場したことから、伊沢は反射でボタンを押してしまいます。

しかしよく考えると、特に正解を絞り込めるわけではないポイントで押してしまったことに気がついた伊沢は、思わず「あっやばいw」と心の声を漏らしました。ここから正解を導き出さなければいけない伊沢の厳しい状況に、両脇の2人は笑いが止まりません。

▲クイズ王の本能がボタンを押した

一か八かで伊沢が「古池や蛙飛び込む水の音」と答えると……なんと正解。解答者本人を含め全員がまさか正解を導けるとは思っていなかったため、正解音が鳴るとともに場は再び笑いの渦に包まれます。

▲正解するんかい!

思いがけない正解に伊沢は、ごきげんに「芭蕉の句ランダムで言うゲームに勝った♡」と言いながら、両手でガッツポーズをしてみせます。まさかの展開に山本は「なんだよそれ!!」とヤケになり、ふくらPは「よく一発で当てたね」と感心するのでした。

▲満面の笑みとガッツポーズ
困った。このシーン、あまりにも思い入れがない。というか覚えてすらいなかった。やっぱり勘で正解したものって自分へのフィードバックがないから、当然記憶にも残らないですね。大変に教訓的でいいんじゃないでしょうか。
とはいえ、まあ押しちゃった結果ひとつ選んで言うなら「古池や~」ですよね、あの場面で。この句、すでに江戸時代には広く知られていたくらいには有名ですし。芭蕉以後の俳句のあり方を切り開いた作品ですからね。
となるとまあ、私の考案した「キーワードを聞いて押す」という攻略法も、AIのべりすととの戦い方を切り開いている可能性があるんじゃないでしょうか。100年後とかにAIのべりすとが人類のありとあらゆる文章を飲み込み始めたときに、伊沢メソッドが世界を救うかもしれませんね。ええ。もう本当に何も言えることがありません。

▲あの名シーンから再生されます

次回の「QuizKnock名場面集」もお楽しみに!

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