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こんにちは、あさぬまです。

クイズ研究会に入って3年。クイズ研究会と聞くと早押しクイズをガンガンしている人ばかりと思われるかもしれませんが、私はそうでもありません。クイズで自分の生活が豊かになったらいいなという気持ちで、のんびりクイズをやっています。

競技クイズの大会に出ることもありますが、自分のことよりも、予選を勝ち抜いたプレーヤーがホールのステージ上(以下、壇上)で繰り広げる早押しクイズの勝負を観戦する方が楽しみだったりします。

そんな私ですが、これまでに1度だけ壇上でクイズをしたことがあります。今回の「思い出のクイズ」は、その時に出会った1問の話です。


2020年11月に参加した、千葉新人王。人生で初めて、クイズ大会で壇上に立った。

驚くほど緊張していた。観戦している時には全くわからなかったプレッシャーに、自分が包まれているのがわかった。

人が見ている前で誤答するの、怖いな。でも何もできずに終わってしまうのはもっと嫌だ。どうにかしないと……。

問題にも集中できず、頭の中は焦りと不安でいっぱいになった。そんな矢先だった。

徳川家康の来訪400年を記念した足湯「家康の湯」が/

考えるよりも先に指が反応し、目の前にある自分のボタンが光った。

ここ、行ったことある気がする――

「家康の湯」に聞き覚えがあった。それはすぐに確信へと変わる。

そうだ、熱海だ。夏休みに電車を乗り継いで1人旅してる時にふらっと降りたら、駅前に足湯があったんだ。それがすごく珍しくて、タオルも持っていないのに入ってみたっけ。間違いない。

答えた瞬間、正誤判定のスタッフが驚いた顔をした。壇上からは、自分がいつも応援している人たちが自分の正解を喜んでくれているのが見えた。

そしてここから調子を取り戻した私は、このセットを勝ち取った。

私は旅が大好きで、日本地理のクイズで聞く場所の半分以上は、実際に足を運んだことがある。実際に行ったことで得た「生きた知識」は、希少ながら大きな自分の強みになっている。この時も、実際に行って知っていたからこそ早いポイントでボタンを押すことができた。

結局その後あっさり負けていつも通り観戦をすることになったけど、あの押しは活躍といってもいいのでは? と手前味噌ながら思う。「行ったからわかる」という自分の武器が大会で光ったことは、後にも先にもこれ以外ないような気がして忘れられない。

過去の「思い出のクイズ」はこちら

この記事を書いた人

あさぬま

千葉大学4年、日本語について学んでいます。趣味は自転車で日本中を旅すること。自分の知識や経験をもとに、臨場感のある楽しい記事を書くことが目標です。

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