取材協力:澤井悦郎(『マンボウのひみつ』『マンボウは上を向いてねむるのか』著者)
不思議な形とゆっくり泳ぐ姿で水族館でも人気のマンボウですが、実は生態に謎の多い魚です。
ネットでは「ジャンプして着水した衝撃で死ぬ」などたびたび「死にやすい」イメージでネタにされ、コロナ禍では「まん延防止等重点措置」の略称と「名前かぶり」するなど、数奇な運命をたどっています。
そんな背景から愛嬌さえ感じるマンボウのこと、あなたはどれくらい知っていますか? 早速挑戦してみましょう。
ネット上で「死にやすい」というイメージが広がってしまったマンボウですが、2014年にはこんなスマホゲームアプリまで登場しました。
▲『生きろ!マンボウ!』のスタート画面 / SELECT BUTTON提供
『生きろ!マンボウ!~3億匹の仲間はみな死んだ~』は、さまざまな死因で死んでしまう(という設定の)マンボウを辛抱強く育てるゲームアプリです。「育成ゲーム」なのにすぐに死んでしまうという奇抜な発想や難度の高さで話題になり、公開後800万ダウンロードを突破しました。
実は私もこのアプリにハマったひとり。死を経験すると次ターンのマンボウが強くなるという仕掛けで、何度も愛するマンボウとお別れした結果、ちょっとやそっとのことではまったく動じない巨大マンボウが生まれました。ひょっとしたら、現実のマンボウより屈強な体になっているかも……?
今回はマンボウの不思議な知識を紹介しました。もしも水族館でマンボウを見かけたら、ひれの動きや行動を観察してみてくださいね。
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