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解説

正解は「ジャン=アンリ・カジミール・ファーブル」でした。

▲私がファーブルです

ヒント1:キノコの研究にも熱中

ファーブルは昆虫学者としての一面が有名ですが、キノコの研究にも熱心でした。彼は自分が研究したキノコについて、「もろくて保存ができないから、筆写して標本を作ろう」という理由から水彩画に残したといいます。ファーブルはキノコの図版を700点近くも残しており、その一部は書籍にもまとめられて現在でも見ることができます。

ヒント2:友人・ダーウィンの進化論を批判

ファーブルは、進化論の提唱で有名なチャールズ・ダーウィンと友人関係にありました。しかし、彼の進化論には最後まで否定的な態度をとりました。

昆虫を研究する中で、昆虫がいかに巧妙で理にかなった動きをしているかを理解していたファーブルは、「昆虫の合理的な行動が、徐々に進化して生まれるはずがない」として、ダーウィンの進化論を否定しました。実際のところ、ダーウィンも「自分の理論は昆虫の行動の進化には適用できない」と記すなど、ファーブルの意見はダーウィンの進化論が洗練される一つのポイントになりました。

ヒント3:『昆虫記』で有名

ファーブルは31歳のときに昆虫学者の論文を読み、そこから昆虫研究の道にのめりこみます。そして、91歳で亡くなるまでの間に、全10巻からなる大著『昆虫記』を書き上げました。

 ファーブルが埋葬される際のエピソードに、彼を見送るかのようにカマキリなどの昆虫が墓石にとまったといわれています。彼は最後まで昆虫に愛された人間だったのかもしれませんね。


最後まで読んでいただきありがとうございます! ぜひ次回の「今日の一問 社会編」にも挑戦してくださいね!

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この記事を書いた人

和歩

和歩です。慶應義塾大学クイズ研究会に所属していました。「マーケティングからわかること」を伝える記事や、「明日誰かに話したくなる」記事の執筆を目指して頑張ります。

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