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【答え&解説】
正解は、熊本県でした。
ヒント1:長部田海床路
熊本県
約1kmの道沿いには24本の電柱が連なっており、満潮時には海の上に電柱が並ぶ不思議な光景が広がります。その様子はジブリ映画『千と千尋の神隠し』のワンシーンに似ているといわれ、絶景スポットとして観光客を集めています。
訪れる時間帯によって、道が海の中へじわじわと沈んでいったり、逆にゆっくり現れたりと、さまざまな景色の変化を楽しむことができます。移りゆく景色を眺めながらのんびり過ごすのにぴったりのスポットですね。
ヒント2:通潤橋
熊本県の
通潤橋では、例年春から秋にかけて、橋の中央上部から豪快な放水が行われます。全国的にも珍しいこの放水の目的は、水が通る管の内側にたまった土砂やゴミを取り除くことです。
そんな通潤橋は、昨年(2023年)9月、橋としては日本で初めて国宝に指定されました。近世最大級の石造りアーチ橋であることや、当時の技術を駆使して作られた傑作であることなどが評価されたそうです。
ヒント3:加藤清正が築いた城
「武将・加藤清正が築いた城」とは、熊本城のことです。熊本城は、江戸時代の初めに、加藤清正によって約7年の歳月をかけて作られました。1877年の西南戦争では50日以上にわたる籠城戦の舞台となり、難攻不落の城としての真価が発揮されました。
そんな熊本城は、2016年に発生した熊本地震で大きな被害を受けました。天守閣の復旧工事は2021年に終わりましたが、全体の復旧は道半ばで、完了まで30年近くかかる見込みです。
熊本城復旧にあたっては、1万円以上寄付すると「城主証」や「城主手形」の発行などさまざまな特典が受けられる「復興城主」という制度も設けられています。これまでに10万人以上が「復興城主」として登録され、29億円以上の寄付が集まっています。
熊本のシンボル・熊本城の復旧を、末長く応援したいですね。
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