パネルクイズに挑戦！隠れた「動物」、柄だけでわかる？

問題はこちら

【解答フォーム】自力で解きたい方はこちらへ！　以下は問題の答えです

答え

正解は、バクでした！　今回お見せしたのは、白黒の体色が特徴的な「マレーバク」の写真です。

▲マレーバクの親子 via Wikimedia Commons（画像の一部をトリミングしています）Tomáš Divilek CC BY-SA 4.0

解説

マレーバクは奇蹄目きていもく（後足の指が1本や3本にわかれている草食動物のグループ）バク科の動物です。マレー半島など東南アジア西部の熱帯雨林に生息しており、低木の葉や枝、果実などを食べます。

生後6カ月ごろまでの子どものマレーバクは黒地の体に白の縦縞やまだら模様が入った見た目をしています。その後大人になると、頭部と四肢が黒く胴体の中央部が白という、コントラストが特徴的な体色になります。

この体色は一見すると、目立って天敵に見つかりやすいように思えます。しかし、マレーバクが活動することが多い夜の熱帯雨林では黒い部分が暗闇にまぎれ、白い部分だけが目立つため、体の輪郭がわかりにくくなることで天敵の目をごまかせると考えられています。

マレーバクは日本の動物園でも十数カ所で飼育されています。ぜひ訪れて観察してみてはいかがでしょう？

最後まで読んでいただきありがとうございました！

ぜひ次回の「今日の一問・理科編」にも挑戦してくださいね！　

【前回の理科編はこちら】

【合わせて読みたい】