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解説
正解は、「ロッシーニ」でした。
ロッシーニは、19世紀前半に活躍したイタリア生まれの作曲家です。特にオペラ作品が有名で、『セビリアの理髪師』や『ウィリアム・テル』などの名作を残しています。
特に有名な代表作『セビリアの理髪師』は、18世紀フランスの劇作家・ボーマルシェの戯曲をオペラ化した作品です。同戯曲は、『フィガロの結婚』『罪ある母』とあわせて「フィガロ三部作」と呼ばれています。
三部作はどれもオペラ化されていて、『フィガロの結婚』はモーツァルトが、『罪ある母』は作曲家集団として名を馳せた「フランス6人組」のミヨーが作曲を手がけています。
美食家・ロッシーニ
ロッシーニは、大の美食家としても知られています。たとえばピアノ曲『ロマンティックなひき肉』というタイトルにも、彼のグルメな一面が垣間見えますね。
ロッシーニはなんと音楽だけでなく、フランス料理界にも影響を与えた人物です。フランス料理で、牛のヒレ肉とトリュフ、フォアグラを組み合わせたステーキのことを「ロッシーニ風」と呼びますが、これはパリに滞在していたロッシーニがとあるレストランの料理長に提案して誕生したものだといわれています。贅沢な食材がてんこ盛りですね!
それでは今週は、オペラ『セビリアの理髪師』から「私は町の何でも屋」でお別れとしましょう。フィガロのお調子者っぽさが光る、見ても聴いても楽しい1曲です!
次週の「今日の一問・音楽編」もお楽しみに。
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