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解説
正解は、『そりすべり』でした。
『そりすべり』は、アメリカの作曲家ルロイ・アンダーソンが1948年に書いた曲です。
クリスマスを連想させる「シャンシャン」という鈴の音が絶え間なく聞こえるのが特徴で、この音は「スレイベル」という楽器によって演奏されています。『ジングル・ベル』のあの音、といえばイメージしやすいでしょうか?
▲シャンシャンシャンシャン……と鳴るスレイベル
アンダーソンは軽快でユーモアのある作風で知られており、多くの作品がアメリカの名門オーケストラ「ボストン・ポップス・オーケストラ」の演奏により人気を集めました。ここで、彼の他の代表曲についてもご紹介しましょう。
『タイプライター』
この曲では実際にタイプライターが打楽器として使用されていて、軽快なリズムを刻みます。動画のように、タイプライター奏者はおどけた雰囲気で演奏することが多いようです。聴くだけでなく、見ていても楽しい1曲です。
『シンコペーテッド・クロック』
この曲では、「ウッドブロック」という楽器が時計のチクタク音を表現しています。「シンコペーテッド」は音楽用語の「シンコペーション」と同じで、リズムや拍をずらして曲にメリハリをつける技法のことです。実際に曲の一部でシンコペーションが何度も使われており、良いアクセントになっています。
ユーモアたっぷりのルロイ・アンダーソンの世界、お楽しみいただけたでしょうか?
次週の「今日の一問・音楽編」もお楽しみに!
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