Hello. 青学生ライターのJenniferです!
自由に生活できる大学生になってから、ファミレスのドリンクバーの魅力に気づきました。幅広くラインナップされているソフトドリンクを見るだけで楽しくて仕方ありません。
そこで疑問が。
ソフトドリンクって、どうして「ソフト」がつくんだろうか? 柔らかくないのに……。
この連載のTwitterハッシュタグ「#QK気になることば」を見ると同じ疑問を持っている読者の方もいるようです。これは代表して調べるしかない!
調べを進めていると驚きの事実が発覚。ソフトドリンクは、実は英語なんです! なんとなく、和製英語かと思っていました……。
そこで、ソフトドリンク(soft drink)の “soft” の意味をオックスフォード新英英辞典で調べてみると、このような記述が。
(of a drink) not alcoholic
soft には、飲み物のときに限ってアルコールがないという意味がある……!
つまり、アルコールなし(ソフト)+飲み物(ドリンク)=ソフトドリンクなのです。
これは、日本で一般的に使われている「ソフトドリンク」の意味とほぼ同じものです。「ソフト=柔らかい」だとばかり思っていたのですが、いろんな意味があるんですね。
ソフトドリンクについて調べていると、他にも面白いことがわかりました。
それは、日本とアメリカでは「ソフトドリンク」にあたる飲料が少し違っていることです。
- 日本→炭酸飲料やジュース類などのドリンクを幅広く指す。
- アメリカ→炭酸飲料のことを指す。果汁を絞って作られたようなジュース類は含まない。
ちなみに、アルコールのあるドリンクのことをハードドリンク(hard drink)ということもあるそうですよ。
同じ英語として使用される「ソフトドリンク」でも、国によって意味が変わることに驚きました。このような例が、もしかしたら他にもあるかもしれませんね。
木曜日のお昼連載「気になることば」では、読者の皆様の「気になることば」を募集しています。ぜひ #QK気になることば で教えてくださいね。ツイートしていただいた疑問は、記事中で紹介させていただく場合があります。
魅力たっぷりなライターの「気になることば」はこちらから。