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皆さん、いかがお過ごしでしょうか。ライターのハルです。

2023年ももうすぐ終わりですね。今年はどんなことがありましたか?

▲今年は研究周りの移動が多かった、小倉、新潟が印象的

さて、大みそかと言えば「除夜の鐘」。この「除夜」、誰もが一度は耳にしたことがある言葉だと思いますが、どういう意味か説明できますか? そんな素朴なギモンをサクッと解説していきます。

除夜って何なのさ

実は「除夜」という言葉の由来は「除日じょじつの夜」。大みそかのことを、旧年を除く日、という意味で「除日」と表現します。したがって、大みそか(除日)の夜が「除夜」となります。

除夜の鐘をつくのは大みそかだけではない

そんな語源を持つ除夜の鐘。年越しの際には108回鐘をつくのですが、これは人間の煩悩(迷いや欲望)の数が由来とする説が一般的です。煩悩を取り除くため、107回は旧年に、残りの1回は新年につくことになっています。最後の1回は、新年に「皆が煩悩に惑わされないように」という思いを込めてつかれるのです。

▲毎月そんなに鐘をついていたら文字通り骨が折れそうである

「大みそか」も由来がある

ちなみに、「大みそか」という言葉にもきちんと由来があります。古くは「みそか」は単に月末(30日)のことを指していました。それが後に、年末のことを「大みそか」と呼ぶようになったのです。30を「みそ」と読むのは「三十路」も同じですね。


2024年が、皆さんにとって幸多き年にならんことを!

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この記事を書いた人

ハル

慶應義塾大学で有機化学を学んでいます、ハルです。クイズ研究会所属。「知ったことを人に話したくなる」「日常が面白くなる」記事を目標に執筆していきます。よろしくお願いします。

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