もういくつも寝なくても、お正月ですね。つっても、たこを揚げたりコマを廻して遊ぶ人は皆無でしょう。昔は定番だった遊びでも、今は知識として存在するに過ぎません。時代の流れと共に、地味なコンテンツは淘汰されていくものです。
だけど、それなのに。地味でしかないのに、しぶとく生き残ってる正月コンテンツもあります。その代表格が、箱根駅伝。
毎年毎年、正月早々、若者たちが汗水たらして走っています。何だったら、泣いちゃったりもします。やってることはといえば、ただ走ってるだけ。興味のない人からすれば、ただの感動ポルノにしか見えないでしょう。あんなもの、誰が観てるんだよ…って思ったりしたこと、ありません?
そんな訳で今回は、箱根駅伝についてのあれこれを。単なる人間ドラマで終わらせない競技性が、そこにはあります。
箱根駅伝の面白さ、少しは伝わりましたでしょうか。陸上競技でありながら、球技のように相手を出し抜こうとする戦略性。そこに人間ドラマてなスパイスを振り掛けたもの、それが箱根駅伝なのです。
例えば、年賀の親戚回り。チャンネル権の無い親戚宅で箱根駅伝が垂れ流されていた時などは、微妙な空気に耐え切れずスマホをいじり出すのもアリですけど、この記事を思い出して監督気分でちゃんと観ると、会話が弾むかも知れませんよ?