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答え
「イヒヒ一サ止勿日糸阝」のうち、「ヒ」「止」「糸」を合体させると「紫」! 「一」「勿」「日」「阝」を合体させると「陽」! 残りの「イ」「ヒ」「サ」を合体させると「花」! すなわち完成するのは「紫陽花(あじさい)」となります。
紫陽花は、梅雨に花を咲かせるユキノシタ科の落葉低木のことです。
綺麗な花を咲かせる紫陽花ですが、青いものからピンクがかったものまで、様々な色がありますよね。どうして花の色が異なっているのでしょうか。
▲様々な色の紫陽花。筆者撮影
実は、花の色は土壌のpHの状態によって変化するようです。
紫陽花にはもともと、ピンク色であるアントシアニンが含まれています。土壌がアルカリ性の場合、土壌に含まれるアルミニウムが溶けにくく、アントシアニンとアルミニウムの結合が起こりづらいため、花の色に変化は起こらずピンク色のままになります。
一方で、土壌が酸性の場合には、土壌に含まれるアルミニウムが溶けやすいため、花に含まれるアントシアニンと結合して花が青色に変化します。
つまり、土壌の酸性の度合いが高いと青寄りの色に、アルカリ性の度合いが高いとピンク寄りの色になるということです。このように紫陽花は土の状態によって色を変化させていくため、「七変化」という別名もあるのです。
来年の梅雨にはぜひ、色の違いにも注目しながら紫陽花を観察してみましょう!
ぜひ次回の「合体漢字」にも挑戦してくださいね!
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