問題の解説
第1問
【タレントのDAIGOさんが、自身のブログで「PPになりました!」と報告し、話題となりました。この「PP」とは、どのような意味でしょう。】
正解は「パパ」でした。
俳優の北川景子さんが7日、第1子となる女児の出産を公式ウェブサイトで発表し、話題となりました。
また夫のDAIGOさんも、自身の公式ブログ上で「PP(パパ)になりました!」と報告し、多くの祝福を受けました。
ところでパパ(Papa)をPPと略すのは、何もDAIGOさんの専売特許という訳ではありません。「Papa」はローマ教皇の親称でもあり、署名などでは略して「PP.」と表されます。
たとえば前ローマ教皇、ベネディクト16世のフェイスブックには、「Benedictus PP. XVI」と記載されています。
誤答選択肢にも触れておくと、「ペンパイナッポー」はピコ太郎さんの『PPAP』から雑に抜き出しました。
「ポリプロピレン」(PP)は、合成樹脂や合成繊維に用いられる化合物。「ピアニッシモ」(pp)は音楽の強弱記号の1つで、きわめて弱く、といった意味です。
「プロダクトプレイスメント」(PP)は広告手法の1つで、映画やドラマなどの中に、小道具や背景として実在企業の企業名や商品を配置する手法を指します。
第2問
【6日に行われたテニスの全米オープンで、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手が「ある行為」をして失格に。さて、何をしたのでしょう。】
正解は「ボールを打って線審に当てた」でした。
テニスの4大大会のひとつ、全米オープンの男子シングルス4回戦で、大会第1シードのノバク・ジョコビッチ選手が失格するという波乱が起きました。
ジョコビッチ選手はゲームカウント5-6となったところで、ストレスをぶつけるかのように、ボールをコートの外壁へ向かって打ちました。
するとボールが線審ののどに当たり、線審はその場で倒れ込みました。
当てたのは意図的ではないと見られますが、これを受けて審判や主催者は協議を行い、同選手を失格としています。
テニス=ジョコビッチが線審にボール当て、衝撃の失格 全米OP https://t.co/kqDPFYnb2I
— ロイター (@ReutersJapan) September 7, 2020
なお、この失格によりジョコビッチ選手は、今大会でこれまで獲得した賞金(およそ2650万円)を没収され、さらに罰金を徴収されるとのことです。
第3問
【6日にラグビーのフランス1部リーグデビューを果たした、昨年のワールドカップでは日本代表初のハットトリックを含む5トライを挙げた、ラグビー選手は誰でしょう。】
正解は「松島幸太朗」でした。
ラグビー・フランス1部リーグのクレルモン・オーヴェルニュに移籍した松島幸太朗選手が、開幕戦に出場し公式戦デビューを果たしました。
フランス🇫🇷TOP14・ASMクレルモンとしてのデビュー戦✨
— ラグビー トップリーグ🏉 (@JRTopLeague) September 7, 2020
松島幸太朗選手が、華麗なランを見せました🏃♂️@kouta121315pic.twitter.com/N5nWjMlLzh
フランスの1部リーグは、世界的なスター選手が集まることで知られており、松島選手が所属するクレルモンは、その中でも上位チームと評されることも多い強豪です。
松島選手はFB(フルバック。ラグビーのポジションの1つで、最後尾に位置する守備の“最後の砦”)として先発出場しましたが、右太ももを痛めて16分で交代しました。なお、試合は33-30で、クレルモンが勝利しています。
誤答選択肢ですが、「松本幸四郎」は歌舞伎役者の名跡(代々受け継がれていく家名)です。現在の松本幸四郎は、十代目となります。
また「松下幸之助」は、松下電気器具製作所(現在のパナソニック)の創業者です。日本を代表する経営者で、「経営の神様」の異名があります。