問題の解説
第1問
【新潟県の高校などが、「ノドグロ」の人工授精と人工ふ化飼育に成功しました。さて、「ノドグロ」とは何という魚の別名でしょう。】
正解は「アカムツ」でした。
新潟県立海洋高校と近畿大学が、アカムツの人工授精と人工ふ化飼育に成功しました。高校で成功したのは全国初とのことです。
アカムツは別名「ノドグロ」とも呼ばれ、その味わいから塩焼きや煮つけなどが人気の高級魚です。その名の通り、口内が黒いのが特徴的です。
2014年には、テニスの錦織圭選手がノドグロが好物だと話したことで、大きな話題にもなりました。
しかしノドグロは近年、漁獲量が減少傾向にあり、養殖などによる漁獲量の安定が課題となっています。
第2問
【11月9日、ベルリンの壁の崩壊から30周年を迎えます。東西分断中、壁の東側にあったのはどちらの国でしょう。】
正解は「ドイツ民主共和国」でした。
9日にベルリンの壁崩壊から30周年を迎えるベルリンで、記念イベントが始まりました。
4日から1週間かけて、アート作品の展示やコンサート、講演、プロジェクションマッピングなど、200を超えるイベントが企画されています。
ベルリンの壁崩壊30年の記念行事開始 ブランデンブルク門など7会場で1週間 https://t.co/oU0ggiua3O
— 毎日新聞ニュース (@mainichijpnews) November 5, 2019
ベルリンの壁は、1961年にドイツ民主共和国(東ドイツ)政府が築いたコンクリート製の壁で、ドイツ分断の象徴であり、ひいては東西冷戦の象徴的存在でした。
壁建設より、西ベルリンは東ドイツに囲まれた陸の孤島となりましたが、1989年に東ドイツ政府が国外旅行の自由化を決定したのを機に、東西のベルリン市民の手で壁が壊されました。その翌年、東西ドイツは統一されています。
第3問
【日本マイクロソフトが8月、試験的に週休3日制を導入しました。その結果、従業員1人あたりの生産性はどうなったでしょう。】
正解は「生産性が大幅に向上した」でした。
日本マイクロソフトが今年8月、1か月限定で試験的に実施した週休3日制について、生産性が大幅に向上したとする発表がありました。
同社では、8月のすべての金曜日を休業日にして週休3日制としましたが、前年同月と比べ、従業員1人あたりの生産性がおよそ40%も増加したとのことです。
また、あわせて業務の効率化に取り組んだ結果、電力消費量がおよそ23%減るなど、多くの好影響があったことが報告されています。