問題の解説
第1問
【12月にアスレチックスポーツを楽しむ屋内テーマパークをオープンする、人気YouTuberは誰でしょう。】
正解は「Fischer's」(フィッシャーズ)でした。
人気YouTuberのFischer'sが、千葉県内に屋内型のテーマパークをオープンすることとなりました。
フィッシャーズ、千葉に屋内型スポーツテーマパークオープン 動画の世界観を堪能https://t.co/icXsvTzvIc … …
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) 2018年11月21日
#YouTuber #フィッシャーズ #Fischers #フィッシャーズパーク @uuum_news @FischersHome https://t.co/JYjWJNGQ0C @RytoSle2 @ndahoFischers @peketanFischers @MASAI_Fischers pic.twitter.com/PpCouRS2UR
Fischer'sは、チャンネル登録者数518万人・動画再生回数は58億回(いずれも2018年11月22日現在)を超える、日本屈指の人気YouTuberです。
アスレチック系の動画も多いFischer'sらしく、全身を使ったアトラクションを楽しめる施設になります。
運動に自信のある人だけでなく、幅広い年代が楽しめるようになっているとのことで、オープンは12月16日になる予定です。
第2問
【最新の調査結果です。ピサの斜塔の傾きは、2001年と比べ、どうなっているでしょう。】
正解は「少しだけまっすぐになっている」でした。
ピサの斜塔は、世界遺産「ピサのドゥオモ広場」の構成資産の中で、最も広く知られている建物でしょう。
ピサ近郊で生まれたガリレオ・ガリレイが、落体の法則(落下の速さは、その重さとは無関係)を証明するため、大小の球を同時に落とした逸話でも有名です。ただしこれは、後年の創作だともいわれています。
1300年代に完成したピサの斜塔ですが、塔の南側の地盤が柔らかいために、年々少しずつ傾斜が大きくなっていました。そのため1990年代には倒壊の危険が指摘され、2001年まで補修工事を行っています。
補修工事で大幅に傾きが改善されたピサの斜塔ですが、補修工事後の17年間で、塔の傾きがさらに4cmほどまっすぐになったとのことです。
第3問
【MITが新しく飛行実験に成功した飛行機には、従来の飛行機に不可欠な何かがありません。何がない飛行機でしょう。】
正解は「エンジン」でした。
MIT(マサチューセッツ工科大学)の研究チームが、エンジンやプロペラなどの可動部がない、全く新しい飛行機の実験に成功しました。
SF世界の宇宙船の青い光を放つ推進装置が現実に一歩近づいた。米国の物理学者チームが21日、帯電した空気中の分子を動力に飛行する、可動部のないソリッドステート飛行機を発表した。https://t.co/KburbTT6mC pic.twitter.com/oDdWgaFk2U
— AFPBB News (@afpbbcom) 2018年11月22日
従来の飛行機は、プロペラを回したり、エンジンの出力でファンブレードを回転させたりして、前に進む力(推進力)を得ます。
前に進む際に、翼の上下で空気の圧力に差が生まれます。翼の下側は圧力が高く、上側は圧力が低くなるため、下から上に向かって持ち上げる力(揚力)が発生し、飛ぶことができます。
以上がとても大雑把な”飛行機が飛ぶ原理”ですが、今回実験に成功した新型の飛行機には、推進力を得るための可動部が存在しません。
代わりに推進力を産み出すのは、「イオン風」です。機体の前方にある空気にプラスの高電圧を加え、機体の後方にあるマイナス電極へ向かう気流(イオン風)を発生させることで、推進力と揚力を得ています。今回の実験では、翼幅5mの飛行機を55m飛行させることに成功しています。
可動部が無いため、音が静かなど多くのメリットがありますが、一方で、軍事転用への危険性も指摘されています。
ちなみにこの飛行機、アメリカのSFドラマ『スタートレック』に登場する宇宙船をヒントに開発されたそうです。