問題の解説
第1問
【17日に開始から1年を迎えた、フランス各地で行われている政府への抗議デモを何というでしょう。】
正解は「黄色いベスト運動」でした。
フランスで今も続いている政府への抗議活動「黄色いベスト運動」が、17日で開始から1年を迎えました。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領の政策に抗議する「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」運動の発生から1年の節目を翌日に… https://t.co/lmi67I8UcO
— AFPBB News (@afpbbcom) November 17, 2019
運動自体は縮小傾向にありますが、16日には数か月ぶりに、デモ隊と警官隊が衝突する大規模なデモも起きています。
黄色いベスト運動は、燃料税の引き上げ政策に対する抗議活動として始まりました。この影響でフランス政府は、少なくとも2019年内の燃料税増税を断念しています。
誤答選択肢の「雨傘運動」は、2014年に香港で起きた民主化要求デモです。デモ鎮圧に用いられる催涙スプレーなどに対し、デモ参加者が雨傘で身を守ったことからこの名がつきました。
また韓国では近年、デモに際して参加者はろうそくを灯します。このことから、ろうそく集会やろうそくデモと呼ばれます。
第2問
【従来の注射とは異なる、新しいタイプの国産ワクチンが開発されました。これはどのようにしてワクチンを接種するものでしょう。】
正解は「鼻にスプレーする」でした。
15日、厚生労働省はインフルエンザが全国的に流行期に入ったと発表しました。これは、1999年以降では2番目に早い流行入りになります。
11月4日から10日の期間では、1医療機関あたりの患者数が最も多いのは沖縄県で4.45人。全国の18都道県で1.00人を超えています。
そんなインフルエンザですが、阪大微生物病研究会が16日までに、鼻にスプレーするタイプのインフルエンザワクチン(経鼻ワクチン)を開発しました。
【鼻にインフルワクチン 国産化】https://t.co/1OhHpGnPgB
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) November 16, 2019
鼻にスプレーするだけで、インフルエンザの感染を防ぐ国産の経鼻ワクチンが開発され、近く国へ承認申請する方針。経鼻ワクチンは既に米国で広く使われているが、国産品は初。
経鼻ワクチンはすでにアメリカなどで用いられていますが、国産品は初となります。従来の注射と比べ、接種に痛みがないことに加え高い効果も期待できるとのことです。
第3問
【17日に決勝が行われた、WBSC(世界野球ソフトボール連盟)世界ランキングの上位12か国で争われる、野球の国際大会を何というでしょう。】
正解は「WBSCプレミア12」でした。
17日、WBSCプレミア12の決勝が東京ドームで行われ、日本が5-3で韓国を下し優勝しました。日本はこの大会、初めての優勝となります。
WBSCプレミア12は、2015年に始まった野球の国際大会で、今回で2回目の開催です。参加するのは、世界野球ソフトボール連盟(WBSC)の世界ランキング上位12か国です。
今回大会は2020年東京五輪の予選にもなっており、アメリカ大陸の最上位となったメキシコと、アジア・オセアニアの最上位(五輪開催国の日本を除く)となった韓国が五輪出場を決めています。