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問題の解説

第1問

正解は「高度プロフェッショナル制度」でした。

厚生労働省は、高度な専門知識を持ち一定以上の高収入となる一部の専門職の労働者を、労働時間規制の対象から外す、いわゆる「高度プロフェッショナル制度」(高プロ)について、省令に盛り込む5業種を示しました。

提示された業種は、金融商品開発、金融ディーラー、アナリスト、コンサルタント、研究開発の5つです。

これら業種では、対象者は時間外労働や休日労働、深夜労働をしても、割増賃金(いわゆる残業代や休日出勤手当、深夜労働手当など)が発生しなくなります。

その一方で、労働者の裁量で、自由な時間に働くことが認められます。

対象となるのはあくまでも、高収入かつ高度な専門知識を有する労働者に限られており、たとえば対象業種である金融商品開発でも、データ入力が主な業務の場合は高度と認められず、対象外となります。

なお”高収入”の定義ですが、高プロでは年収1075万円以上の労働者、となる見込みです。

第2問

正解は「サンシャイン60」でした。

インドの西端、モディ首相の出身地でもあるグジャラート州に、台座を加えた高さが240mもの立像が完成しました。立像としては世界一の高さです。これまで世界一の高さとされていた立像は、中国にある魯山大仏(208m)ですので、大幅な記録更新となります。

総工費はおよそ476億円、使われた銅は3500トン以上、建設に3年ほど要したこの立像は、「インドのビスマルク」などとも呼ばれインド初代副首相を務めた政治家、サルダール・パテールを象っています。そういえば先日の朝Knockで、インド初代首相の話もしたような。その時の副首相だった人物ですね。

240mという高さ、他の建築物でたとえると、サンシャイン60(239.7m)や東京都庁(242.9m)などに近い高さです。ちなみにまったく関係のない情報ですが、「世界最大の洞窟」とされるソンドン洞窟(ベトナム)内の、最も高い部分の高さも240mです。ビルが洞窟に入る計算ですね。

誤答選択肢の「明石海峡大橋」について、橋なので意外かもしれませんが、実は高さが298mもあるので混ぜてみました。また「東京タワー」の高さは、とっても覚えやすい333mです。

第3問

正解は「ハビタブルゾーン」でした。

太陽系外の惑星を探すため2009年に打ち上げられたケプラー宇宙望遠鏡が、燃料切れのため運用を終了します。

なお、燃料切れの兆候は事前に察知されていたため、燃料切れになる前にすべてのデータは地球へと送信し終えています。

ケプラーは、9年間の探査で2681個もの系外惑星を発見。その中には、”生命が誕生するのに適した環境”とされるハビタブルゾーンに存在する惑星も含まれます。

また2015年には、観測された恒星が不規則な減光をしたため、「地球外知的生命体が作り出した巨大建造物が原因では?」という噂が広まったこともあります。

ロマンあふれる観測結果ももたらしたケプラーですが、その”後継機”ともいえる宇宙望遠鏡「TESS」が、系外惑星探索のため今年4月に打ち上げられています。

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