問題の解説
第1問
正解は「他国の首相になりすました人物と、外交問題について話した」でした。
イギリスのボリス・ジョンソン外相が、なりすまし電話に引っ掛かって話題となっています。
ジョンソン外相に対し、アルメニアの首相になりすましたロシア人から電話がありましたが、外相は気づくことなく18分間も会話を続けてしまいました。この様子はYouTubeにアップロードされ、ツイッターでも拡散されています。
会話の内容は、元ロシア人スパイの毒殺未遂事件やイラン核合意問題、シリア問題など外交問題についてです。下手をすれば情報漏えいにもつながりかねない事態で、英国政府は再発防止に向けた捜査を開始しています。
ちなみに、なりすまし電話を仕掛けた人物は、「ボヴァン」と「レクサス」というロシア人の二人組です。過去には、イギリスの歌手エルトン・ジョンに対しロシアのプーチン大統領になりすまして電話をかけるなど、何度か同様の問題を起こしています。
第2問
正解は「福永祐一」でした。
27日、東京競馬場で第85回日本ダービー(東京優駿)が行われ、福永祐一騎手騎乗のワグネリアンが優勝を果たしました。
【みんなのKEIBA 次回6月3日(日)午後3時】
— フジテレビ競馬 (@fujitvkeiba) 2018年5月27日
19度目の日本ダービー挑戦で、悲願のダービージョッキーの称号を手にした福永祐一騎手。「天才」と呼ばれた父・福永洋一元騎手も成し得なかったダービー制覇を実現しました。レース後のインタビューをご覧ください。 pic.twitter.com/sMd8yygPat
日本ダービーとは、日本競馬界で最も栄誉あるレースです。出走できるのは毎年、3歳馬に限られます。今年であれば、2015年に生まれた6955頭のサラブレッドの頂点を決める、という位置づけになります。
福永騎手は、日本ダービー19回目の騎乗で初めての優勝となります。またワグネリアンの馬主、金子真人ホールディングスは、個人名義時代から合わせて4度目のダービー制覇です。
福永騎手の妻は、『めざましテレビ』などに出演していた元フジテレビアナウンサーの松尾翠(まつお・みどり)さん。
また誤答選択肢の「三浦皇成」騎手の妻は、元グラビアアイドルのほしのあきさん。「武豊」騎手の妻は、元アイドルの佐野量子さんです。
ちなみに今回の勝ち馬である「ワグネリアン」は、過去に朝Knockの解説で登場したことがあります。ご存知でしたか?
第3問
正解は「歩行者用信号が青になるタイミングを、車両用より5秒早くした」でした。
奈良県警が、県内で事故が多発していた交差点2か所について、歩行者用信号機が青になるタイミングを車両用のそれよりも5~6秒早くしたところ、人身事故がゼロになりました。
右折時には対向車線を気にしながらハンドル操作するため、歩行者への注意が散漫になりやすく、特に横方向から現れる歩行者には気づきにくい傾向があります。
しかし、車両用の信号機に対して5秒ほど早く歩行者用を青にすることで、車両が右折を開始する頃には歩行者が横断歩道の中ほどまで達しているため、運転手が歩行者に気づきやすくなります。
ちなみに、わずかな時間差に過ぎないため、この変更で渋滞が増えたという報告はないそうです。